*2017年1月24日撮影
昨日、今日と雪の日が続いています。
ただ時折雪がやんで、青空が出たりします。
そうかと思えば、いきなり激しい降雪になったりもします。
冬の天気は気まぐれです。
雪をかぶって寒そうな、モミの木をごらんください。
木の名前としてはモミ「樅」なのですが、モミの木と呼ぶ方が普通です。
エノキ「榎」やクスノキ「楠」は、一文字で「〜の木」の部分を含んでいて、「エ」とか「クス」とかは普通呼ばないのとは反対です。
木の名前というのも、いろいろ面白いものです。
*2017年1月24日撮影
太い幹から枝が張り出して、葉の上に雪が乗っています。
冬もみずみずしい常緑樹としては、マツやスギ、ヒノキやヒマラヤスギなどがありますが、モミの木も美しい姿をしています。
この写真の左側に写っている大きな木は、エノキです。
会津の鶴ヶ城公園には、なぜかたくさんモミの木があります。
*2017年1月24日撮影
モミの木は材木としては、匂いがなくて白い、虫がつかない、ネズミがかじらないなどの特徴があります。
なので、食品関係の道具や容器に使われます。かまぼこ板や茶箱などがモミで出来ているそうです。
また色の白さなどから、葬祭具、木棺などの神聖なものに使われてきました。
一方腐りやすく耐久性は低いので、建築材としてはあまり使われないようです。
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