さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

アオツヅラフジ

2014-11-01 22:21:25 | 樹木

*2014年10月31日撮影

 会津の鶴ヶ城の石垣にはツタはもちろん、さまざまなつる性の植物がからみついています。
 ときどき刈られてしまったりして可哀想なこともあるのですが、四季おりおりに目を楽しませてくれます。
 そんなつる植物のひとつが、写真のアオツヅラフジです。
 もちろんこれは実です。花はあまり目立たなくて、このブドウのような実が存在を誇示します。





*2014年10月31日

 ツヅラフジというのは、昔、衣服などを入れるツヅラ(葛篭)を編んだツル植物をいいます。
 フジというのはツル性の樹木のことなのでしょう。
 そのツヅラフジの中で実が青いというので、アオツヅラフジです。





*2014年10月31日撮影

 実は6~7mmくらいで小さいのですが、白い粉をふいているようすなどがブドウにそっくりです。
 しかしアオツヅラフジは毒だとされていて、食べられません。
 実のなかの種が巻き貝のような形をしていて面白いというのですが、私はまだ見ていません。





*2014年10月31日撮影

 さて今日は、もうひとつおまけです。
 先日とりあげたツルウメモドキですが、やっぱり実が赤くなったところを見ていただかなくては、ということでこの写真です。
 黄色い皮がはじけて、中から赤い実がむきだしになっているところです。
 透明感のある美しい実です。

 茶色っぽい小さな実も写っていますが、そちらはヘクソカズラの実です。


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