キュウリグサ

＊2013年5月31日撮影

　田の畦に杉菜に混じって、水色の小さな花がたくさん咲いていました。
　数があるから花がいっぱいだなーと思えるのですが、なにぶん小さい花なので、たくさん咲いていないと気づかないかもしれません。
　これはキュウリグサという花。
　試してはみませんでしたが、葉をもむとキュウリの匂いがするのだそうです。





＊2013年5月31日撮影

　近づいて花の様子を撮ったのがこれ。
　細長い茎に終わった花やもう実になったものが付いていて、先端に何個かの花が咲いています。
　本来の茎の先に、花が付く茎、花茎が数本付いて、下の方から花が咲きながら伸びていくわけです。
　花茎がずいぶん伸びたので、花の時期はもうそろそろ終わりなのかもしれません。





＊2013年5月20日撮影

　だんだんアップになりますが、これは花の咲き始めの姿です。
　花は直径2mmくらい、ごくごく小さい花です。この花が終わると花茎が伸びて、また先端に花が咲くわけです。
　小さいけれどとてもきれいな水色の五弁の花で、中心が黄色いのも花を引き立てています。
　目を凝らしてよくよく見ないとわからないような所にも、美しいものがちゃんと存在するのですね。