*2016年5月22日撮影
この木はイタチハギといいます。
会津若松市の南側を流れる湯川のほとりに、たくさん生えています。
黒っぽい棒のようなものがたくさん突き出していますが、これが花です。
小さな濃い紫色の花がたくさん付いています。まだ咲き始めで、これから黄色い雄しべ(?)が花穂の表面に出てきます。
ちょっと不思議な雰囲気のある低木です。
*2016年5月21日撮影
花の姿はいまのところこういう風です。
遠目には黒っぽく見えますが、近寄ってみると紫色の花であることが分かります。
イタチの尻尾に見立ててイタチハギといいますが、クロバナエンジュという名前もあってこちらの方が上等そうな雰囲気の名前です。
*2016年5月21日撮影
北アメリカ原産の外来種。大正時代以降、道路の法面の緑化や砂防用に植えられて広まりました。
そういうわけで道路などの工事が行われたところでは、山の中であってもイタチハギが生えている可能性があります。
河原などには野生化して増えています。
在来種への影響が無視できない外来種として危惧されてはいますが、規制の対象とはされていません。
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