*2015年10月10日撮影
紅葉の季節がやってきました。
まだ高い山の上の話ですが、例年より少し早いそうです。
紅葉の風景を求めて、磐梯吾妻スカイライン(観光道路です)などに出かけてきました。
今日は、高原で出会ったナナカマドの紅葉をごらんください。
ナナカマドは街路樹としてよく見かけ、庭にも植えられています。
実は美しく赤くなりますが、平地ではあまりきれいな紅葉にはならないうちに散ってしまうことが多いようです。
標高1000Mを越えるころから鮮やかな紅葉のナナカマドに出会えました。
*2015年10月6日撮影
ナナカマドの魅力は美しく紅葉するということだけではなくて、葉や実や細身の樹幹などが醸し出す全体の風情にあると思います。
*2015年10月6日撮影
ナナカマド(七竃)という名前の由来については、燃えにくい木で七回かまどにくべても燃え残る、という説が一般的です。
しかし実際に体験した人の証言では、ナナカマドの薪はよく燃えるということのようです。
ナナカマドは良質な炭材であり、最上の炭を得るためには七日の工程を経て焼く必要があるところから、ナノカ(七日)カマド(竃)と名付けられたという説もあります。
本当のところはわかりません。