*2015年10月14日撮影
先日シロヨメナを紹介しましたが、今日はカントウヨメナです。
じつをいうとこれが間違いなくカントウヨメナかどうかは自信がありません。
ヨメナ類やユウガギクについては区別が困難とされているからです。
カントウヨメナについても図鑑などの記述はまちまちで、花の大きさや特徴などについて何が正しいのか分からなくなります。
*2015年10月4日撮影
私がカントウヨメナだと思っているこれらの花は、雰囲気的にはシロヨメナに似ています。
シロヨメナよりは花が一回り大きく、ユウガギクやノコンギクよりは小さいように思います。
花の色は白ではなく淡紫色をしています。
ヨメナは西日本のものでこちらにはありませんから、カントウヨメナだと思うのです。
*2015年10月4日撮影
ヨメナという名前は「嫁菜」と書き「嫁にも食べさせろ」という意味合いだとか。
食用としておいしい菜なのだそうです。
花の印象がやさしく美しいことも「嫁」を連想させるという説もあるようです。
本来のヨメナは美味とされていますが、カントウヨメナは不味いという話もあるようです。
*2015年10月4日撮影
正確な判別は難しいとしても、野菊はみな清楚で美しいと思います。
秋のひとときを野菊を眺めて静かに過ごしたいものです。