*2015年4月26日撮影
遠目には菜の花が咲いているかのような、黄色いはなやかな花がたくさん咲いています。
近寄ってよく見れば、菜の花とは雰囲気が違います。
これはハルザキヤマガラシという外来の植物で、近年大いに繁殖しているのだそうです。
田や畑、荒れ地や河原、道端などに咲いています。
*2015年4月26日撮影
在来のヤマガラシという花は、山の中や渓流ぞいなどに咲き、あまり人目につく花ではないそうです。
ヤマガラシにそっくりなこの外来種は、春も早くから花を咲かせることからハルザキヤマガラシと名付けられました。
そして平地のいたるところに咲くので、大いに目立ちます。
*2015年4月26日撮影
まだつぼみがたくさんあるので花は咲き始めで、満開になればもっと明るい印象になると思います。
原産地のヨーロッパでは春を明るくする植物として親しまれているそうです。
すこし辛味のある野菜として食用にもされると聞きます。
でも、日本の田や畑では厄介な雑草の一つになりつつあります。
*2015年4月18日撮影
4月の中頃、まだつぼみだった頃のハルザキヤマガラシです。
つぼみでもなかなかの存在感があります。
葉が濃い緑色をしていて光沢があるのが特徴です。
*2015年4月12日撮影
つぼみがつくもっと前は、こんなふうに葉がもりもりと湧き上がっています。
春がきて雪が消えるとすぐに、こうして葉を伸ばし始めます。
たいていの草が地面に張り付いているころ、この姿はじつに生命力にあふれています。