
*2014年2月12日撮影
前回カルガモの中にいるコガモが登場しましたので、コガモを紹介します。
川岸の雪と水面の間に静かに座っているコガモたちです。
頭が明るい茶色をしているのが雄です。雌は地味な色をしていて他のカモと似ています。
コガモは何よりも小さいことが他のカモとは違います。写真では大きさが伝わらないと思いますが、前回のカルガモの写真を見ていただきたいと思います。

*2014年2月12日撮影
コガモの雌が一羽、雪の中にいます。
カルガモ以外のカモ類は渡り鳥で越冬のためにやってきます。
繁殖地は北の国で、寒さには強いのだと思います。それでも、こんな雪国に渡ってきて、食べ物はあるのだろうかと心配します。
食べ物がなければもっと南へ移動すればいいのだから心配無用なのですが、コガモは見た目がかわいいのでつい感情的になります。

*2014年1月28日撮影
水面を泳ぐコガモの集団です。雄がたくさんいます。
コガモは一番早く鶴ヶ城のお堀にやってきます。9月にはもう姿をみせます。
そのころには雄も雌と同じ地味な姿をしているのですが、だんだん美しい雄の姿に変身していきます。
冬の間にパートナーを見つけ、春になってから繁殖地の北の国へ帰っていきますが、コガモは他のカモ類より長くここにいるようです。
6月になっても帰らないコガモの夫婦を見かけます。
そうしてみるとコガモは繁殖の短い間だけ北の国にいて、一年の大半は日本にいるのかもしれません。