
*2013年8月29日撮影
あまり日あたりの良くないところに、ひっそりと咲いている花。
でも場所によってはかなりたくさんまとまって生えています。
まばらについている小さなピンクの花も、たくさん集まると見応えがあるというものです。
とりあえず、楚々とした風情をごらんください。

*2013年8月21日撮影
たくさん集まるとこういう感じです。
それぞれバラバラに、まばらに咲いていますが、こうして集まると、いい雰囲気です。
この花も秋の訪れを感じさせてくれます。

*2013年8月29日撮影
こういう風に密度があがるとちょっと風情がそがれます。
実は見ていただきたいのは左の方に付いている、まだ青い実です。半円形が二つ繋がった形の実がわかるでしょうか。
この実の形が、忍び足で歩く盗人の足跡のようだというので、ヌスビトハギというのだそうです。昔の盗人は足袋をはいていたので、爪先立ちで足音のしないように歩くと、こういう足跡になるのです。ハギの名が付いたのは花が萩のようだからというわけです。
この実は毛が生えていて、衣服に付きます。いわゆるひっつきむし、会津ではバカと呼ぶ実のひとつです。
実が衣服に付かないように用心して、盗人のように忍び足で歩くようになるからヌスビトハギだという説もあるそうです。