*2013年8月27日撮影
日陰の草むらにひっそりと咲いているミズヒキです。
黒っぽい細い茎に赤い小さな花が点々とついていて、目立つ花ではないけれど独特の風情に心ひかれます。
まだ暑い日が続いていますが、ミズヒキの花を見るようになると、秋の気配を感じてしまいます。
そんなわけで、まだ8月なのに、今年一番の秋の気配はミズヒキの花でした。
*2013年8月27日撮影
ミズヒキの花というのは実は小さい赤い点々ではなくて、この写真のように咲いているのです。
赤い点々は実であることが多いようです。花は上半分が赤くて下半分が白いのですが、わかるでしょうか。
この紅白の花のせいで、上の方から見ると赤い花のひもに見え、下の方から見ると白い花のひもに見え、それがいわゆる紅白の水引のようだというわけで、ミズヒキという名が付いたとされています。