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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

廃れる日本語

2024-04-05 06:03:57 | よもやま話

絵のタイトルは、「ふわふわからぴょんと生まれる」です。
目くじら立てずに、見守りましょうか。


負けちゃった 勝ってくるぞと 勇ましく

昨日の毎日新聞だったか。
アンデルセンってどこかのパン屋のこと?
そういう若者に、向田邦子さんが怒り心頭だったという記事を読んだ。
アンデルセン(創作中心)と聞けば、グリム童話(伝承話を組み立て)と肩を並べる童話です。
アンデルセンという名のパン屋さんは、広島発祥です。
広島生まれの私は、邦子氏に「まあまあ」というかな。

息子に、「野菜は、果物は」などと、送りましょうかと親切に話す。
「大丈夫」という返事。
最初は、意味が分からず、「???」。
そのうち、腹が立ってきました。
はっきり、「不要」と言え。
親切心の相手も傷つけず、「よきに計らえ」みたいな上から目線の中途半端な日本語です。
「もう一杯いかが」に「だいじょうぶ」と断るらしい。

ファミマ、スタバなど短縮後も、警戒心が顕れた逆転語(業界の隠語のようで)は気取ってるけども許せる。
だが、本来の意味を捻じ曲げる言葉遣いは、どうにも許せない。

方言に、???。
地元でしか感じない風景や環境から生まれた言葉です。
意味を教えてもらった後に、楽しめる。
「どさ」
「ゆさ」
こんな寒い中、「どこへ行くの」に、
あったまろうと、「温泉でもはいるっぺ」と答えた。
イントネーションか、アクセントか分かりませんが、
山形の友人がいう「すし」が、どうにも「すす」に聞こえて、もう一度言って。
やはり、解りません。
寒い中、口を大きく開けて熱が逃げるのを防いでいます。

日本語の迷走は、英語のスラングは留まるどころかどんどん進化していきます。
女子高生に、「日本語現代辞典」を出版してほしい。
テレビ画面にテロップで流れていた「られない」と訂正されていたが、
いつしか「れない」(ら抜き)で通じるようになりました。
これが、進化する文化なのでしょうか、邦子さん。

2024年4月5日

(アンデルセンに関する面白い記事)
また極度の心配性であったらしく、外出時は非常時に建物の窓からすぐに逃げ出せるように必ずロープを持ち歩いた。
さらに、眠っている間に死んだと勘違いされて、埋葬されてしまった男の噂話を聞いて以来、
眠るときは枕元に「死んでません」という書置きを残していた。
(Wikipedoiaより抜粋)
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時差ぼけ

2024-04-04 02:39:02 | よもやま話

絵のタイトルは、「ありし日」です。
10年前に描いた、70過ぎの自画像です。
ここまではと、冗談のように描きました。
うーん。
そっくりです。


先輩が、アメリカにいる孫を訪ねる。
「時差ぼけ」(今日のタイトル)を心配されている。
問題ありませんよ。

朝ご飯を食べて、先輩に電話をした。
何回かの呼び出し音のあと、寝惚け声で「もしもし」。
昼なら大丈夫だろうと、電話をした。
なかなか出なくて、答える声はやはり寝惚け声で「なんだ」。
日本にいながらの時差ぼけですから。
自由自在です。

ヨーロッパに初めて行った時のこと。
行ったときはよかった。
夜更かし(8時間遅れ)をしたと思えば、なんか得したような気分で問題ありませんでした。
帰国して、「もう寝ていいよ」と言われても、昼過ぎ3時(8時間前倒し)には寝られませんでした。
解消するのに、2週間かかりました。
明け方になってやっと眠れて、朝の現場であくびばかりしていて、親方に怒られました。

先輩の「時差ぼけ」が可笑しかった。
そういう私も、朝ご飯のあとはお寝むです。
お茶を出してくれた妻が、覗き込んで微笑んでます。
顔には、「近づいたわね」と書いていました。

2024年4月4日
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わかったあ

2024-04-02 09:24:50 | よもやま話

絵のタイトルは、「無言で語るおんな」です。
緊張したのか、烙印がさかさまになっています。


神出かけ それとばかりに 枕しく

私の哀しい趣味の一つです。
妻が娘に、「あなた、宅急便が着いたら、届いたとと報せなさないよ」と、
電話の娘は、「わかったあ」
いつしか、私たちの間では、娘のニックネームは、「わかったあ」になりました。

娘の引っ越し前に、我が家に泊りがけで夫婦がきた。
「そろそろ、孫の顔を見せなさいよ」
娘はにこにこ、隣で旦那がきをつけをしていた。

朝ご飯の時、「食べる」ではなく、妻の口が「寝る」と促す。
今起きたばっかりに、もう寝るの。
年齢を重ねるごとに、頭の回路はワープします。
隣の部屋に来て、「私は何をしに来たの」というお年頃です。

夢をみた。
点数を掲示するゴルフ場の電光盤に、「私の名前が出て、死亡」という文字が続く。
「あんたが、早かったの」とプレイ仲間に告げられた。
歩いていた私の姿が透明になっていく。
私の姿が見えますかと、妻に聞く。

「なんて夢を見るのよ」
「保険に入っておけばよかったかな」と、遅ればせながら相談する。
そんなお金は要らないわよ。
いやいや、受取人は息子です。

私が洗い物を運ぶ。
洗濯物を干そうとする。
妻が後ろで、「しようと思っていたのよ」と宣う。
そんな訳はないでしょう。
私が朝ご飯を作ろうとすると、妻が食材を冷蔵庫の隅っこから「これでもか」と出してきます。
こんなにあったのか。

続きは、またね。

2024年4月2日
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