故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

仕事をとるか女をとるか(Part2)

2018-05-28 06:51:55 | よもやま話

加賀友禅の美しさも、犀川の流れがあってこそです。
糊を洗い落としても、まだ清らかな流れです。
冬の寒い朝も続く作業です。


2017年9月28日投稿記事「仕事をとるか女をとるか」では、
今では、間違いなく「女をとる」方です。
いやもっと前から「女をとる」でした。
家族が増えるごとに給料を上げるために転職しました。
(投稿記事「仕事をとるか女をとるか」より抜粋)

なんか面白そうなタイトルなので読み返してみました。
果たして、それでよいのかなと、考えてみることにしました。
私は、たまたま「女をとる」方でした。
しかし、世の中には、「仕事をとる」方もいらっしゃいます。
別の女をとる方とは異なります。

考え直した理由は、「仕事をとる」のもありかなと思うからです。
男は仕事に一生懸命になり過ぎて、
いつしか奥さんは寂しさのあまり他の男に心を奪われていた話を
友人から聞きました。

自分が出世することが、家族のためになると思い込んでいる。
仕事がおもしろすぎて、家族を置き去りにしてしまう。
男が陥りがちなことです。

女も結婚した後に、「不倫ドラマ」に嵌ります。
昼メロのほとんどが、似たようなストーリーでした。
結婚生活とは違う、純愛ものです。

出世のために、単身赴任を繰り返します。
男は、家族のためと思い込んでいました。
長年、大事な時にそして助けてほしい時に、いない人を当てにできなかった。
奥さんは、家にいない夫の替わりも務めるようになっていきました。
男は長い単身赴任が終わり、定年を迎えました。
奥様が君臨する家庭にやっと帰ってきたけれど、何となく疎まし気な雰囲気があります。
まじに、「亭主元気で留守がよい」の感じです。
男は、単身赴任生活をするうちに、自由気ままな生活に慣れてしまいました。
この場合は、二人とも努力して、また昔の生活を取り戻していただきたい。

「仕事をとる」のもありかなと思うのは、
その人しかできない事を、仕事にしている人のことです。
世の中はその人が必要なんです。
医師であったり、芸術家や職人であったりします。
極めた人の不幸です。
私は、どうぞ仕事をしてください。と送り出します。
縛ることはできない。
奥様は、必死になって支えます。
支えることができない人は、別れた方が良いのです。
どうぞ、仕事をしてくださいと送り出してあげましょう。

野村監督は、あろうことか「女をとる」方を選択した。
生え抜きの南海を出て、他球団を歩くことになった。
野草魂に火が付いたことでしょう。
「女をとる」と行動を起こしたから、後の偉大な監督の歴史が始まったようにも思います。
(投稿記事「仕事をとるか女をとるか」より抜粋)

このような挫折とも思えるようなことが起きることもあります。
傷がついた木は、一生懸命傷を治そうと糖分を注ぐそうです。
だから、傷がついた果物は美味しい。
仕事ができる人は、どこでもできるのです。
仕事場を変えた分だけ苦労します。
人の気持ちがわかるようになります。
なにくそと、さらに迫力が出るとも思われます。

人生いろいろ。
仕事を極めようと覚悟をした人も辛いことでしょう。
そんな人に惚れこんだ奥様も苦労されることでしょう。
水は、高いところから低いところへ流れます。
流れる先々で養分を含み海まで運びます。
水をせき止めると、養分ごと酸素不足になり腐ってしまうこともある。
さて、良い知恵はないものかと考えてきました。
やはり、今回も結論は出ませんでした。
またの機会に再考します。

水早し 五月雨恋し 最上川

2018年5月28日
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