故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

男も辛い

2024-05-22 08:37:42 | よもやま話

絵のタイトルは、「阿吽」です。
男と女の距離感は、つかず離れず。
見えないようで見える。
見えるようで永遠に見えない。
よく手入れした盆栽を観賞する距離感です。


喧嘩を始めたのは、男でした。
愛する男を応援するのは、女でした。
そうでしょうか。
喧嘩の原因は何で、男は何をどうしたいと始めたのだろうか。
今日のタイトルは、「男も辛い」です。

許されるなら、女が代理戦争をしてもよかった。
できないと決められているような気がした。
でも、できるようになった。
そうだろうか。
女は結婚によって、大いに人生が変わる。
アウェーに入り、ホームになるまでの長い時間を過ごす。
その間に、世間の見方も自分自身さえ変わってしまう。

そんなことがあってよいのだろうか。
女である前に人間であったはずです。
若い時に思い描いた夢を究めることはできたはずでした。
結婚をし、子供を持つことも夢でした。
子育てに、家庭を守ることに全エネルギーを費やすうちに何かがはがれていった。
おばあさんになり、はがれたばかりじゃないと気づくも遅い。

もっと早く、若いうちだけでなく、社会に出てからも女として生きていける。
そうなるには、私たち男の意識が変わらなければならない。
役割なんて、なにも決まってはいないはずである。
どちらもできる。
女は辛い。
幸せにできない男も辛い。
男の幸福感は、妄想なんだと気づくのに遅すぎることはない。
ますます混迷となるも、暗闇に一筋の灯りをともしたいと生きている。
救いとなるのか分からぬが、パートナーをますます尊敬することができる。

2024年5月22日
コメント
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