故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

急がず、休まず

2024-05-07 04:02:07 | よもやま話

先輩の似顔絵です。
タイトルは、「マイペース」です。
奥様は先生だった。
帰ったら手を洗いなさい。
生徒じゃありません。
笑うしかないでしょう。


何をやっても、どんくさい。
年齢を重ねるほど、「負け方」が上手になるはずです。
ところが、若い者のように「俺様の」と馬鹿の上塗りです。
顔の年輪、刻んだ皺が泣いている。

今日のタイトルは、「急がず、休まず」です。
夏休みの終わりに、死に物狂いで宿題を片づけました。
二学期が始まっても、提出期限まで間に合わせ、出来は最低でした。
絵日記の天気欄は、記憶をたどれず大嘘で埋めました。

地域の役が回ってきた。
これまで話したこともない方が、アドバイスをくれます。
伝統的な工夫の継承が、プレッシャーです。
隠れるように草刈りを続けてきました。
お金をもらうと、8時間働かなければならない。
自分の体力に合わせて、気ままにやる草刈りが好きでした。

手を広げ過ぎて、追い付きません。
手を抜くと、虫(毛虫)がはびこり、動物(猪)が隙をついてきます。
草が、木が「我が世の春」と旺盛です。
「負けそう」です。

引き分けに持ち込む。
出たら打つ。
ごまかしがきかない里の暮らしです。
油断のならない近所づきあいです。
「ちっこん、ちっこん」と鍬を打つ。
そんな生き方がしたい。

2024年5月7日
(あとがき)
一気に片づけることができなくなりました。
夏の涼しい朝と夕に、少しだけ働く。
併せて一人前。
「急がず、休まず」は、里で生きる心構えです。
負けるでもなく、勝つでもない。
自然を追いかける、そして共に生きる。
(筆者)
コメント
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