
絵のタイトルは、「僕一人で渡れるよ」です。
若いうちは、なんでもやってみなはれ、言って見なはれ。
やらぬより、言わぬより数倍自分に還る。
口下手が 悪口言わぬ 近道と
今日のタイトルは、「屁でもない」です。
お調子者が、人から頼まれ安請け合いをする時に使います。
今回の空き家の草刈がそうでした。
木を伐ること自体は、問題ではなかった。
今度草が生えた時、草刈をしなければならない。
切った木を一所に運び、小枝と幹に切り分けて、それぞれを山積みにした。
空き家に続く耕作放棄地には、猪が掘った穴が多く落ちないよう苦労した。
全体作業時間の半分以上を費やしてしまった。
愛している女性の前で、良い恰好をする時に使います。
暴漢から守るはずが、ぼこぼこにされ、今後の人生を左右するほど脅された。
大きさを見せようと、やせ我慢をした。
女は、油断したのか、甘えたのか、他人の女房になってしまった。
友人の保証人になるときまで、「屁でもない」を使うことはない。
使う時を考えないと、頼んだ相手にかえって失礼になります。
人を好きになることは、損得を越えた感情です。
一瞬のときめきで、その後の人生のすべてを捧げることになります。
あの時の一言、「屁でもない」が、
あれっと思う行動に気づきつつも、
勘違いであって欲しいという甘い観測も、いつしか取り返しのつかないことになる。
何度繰り返しても、やってしまうのです。
「屁でもない」は、大胆さを助長する言葉ではありません。
心では思っても、決して口に出さぬことです。
口から出た途端、他人に誤解を生み、自分をだますことになります。
私事ですが、大いに反省していますが、取り返しのつかぬことばかりです。
それも、これも、言った上にやらかしたのは自分です。
事実だけが残り、受け取るしかありません。
2023年5月6日
屁でもないとは、
非常にたやすいことである。
とるに足りないことである。
(広辞苑より)
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