さすがに、雨の絵はなかった。
絵のタイトルは、「水無月人恋し」です。
五月雨は 島の小川を 轟音に
今日のタイトルは、「雨のち雨」です。
図書館で開かれる予定の講演が、講師の体調不良で中止になった。
餌が少し残っていたので、近くの海に釣りに行った。
藻が多い海なので、砂浜での釣りのように引きずれないから、何度も投げなおした。
青いベラが二匹(塩焼き)と小鯛一匹(刺身)が釣れた。
電気柵の下の草丈が気になるが、雨では畑に出られない。
管理を任されている果樹園と畑の草が気になるが、同様にできない。
2日続きの雨です。
今日も雨模様だが、小雨なら草刈に出かける予定です。
時々、東京の先輩に電話をする。
いつも夜寝られないと、ぼやいている。
朝も昼も、応える電話の声は、いつも寝ぼけている。
晴耕雨読で、図書館から借りて来た本を読んでいる。
今回は3冊。
平安寿子著「Bランクの恋人」(タイトルが面白かった)、
森毅著「元気がなくてもええやんか」(知ってる人で寝る時読むため)、
ジェイムズ・ヘネガン著、佐々木信雄訳「リブァプールの空」(翻訳ものを敢えて読む)
である。
特に、「Bランクの恋人」は、目が覚めるような考え方の連続で面白い。
2段ぬきではない、字が大きい本を借りている。
読んでいると、行が飛び、内容について行けず、何度も読み直す。
つまり、先輩と同じように居眠りをすることになる。
動かぬと、体重が気になるので、風呂に入って濡らさないように本を読む。
庭の向こうを時々人が通る。
施設に入った仲人さんが、日がな門を眺め、誰かがこけるのを期待する。
田舎の里道にしては、一日に10人は往来する。
そのうち、居眠りをして妻の笑顔(また寝てる)に出会う。
平屋の小庵は、「雨のち雨」を過ごすのに都合が良い。
家の裏には、段があり、前は低めの生け垣があり、共に開けている。
窓が3方にあり、家のどこにいても自然光だけで過ごせる。
もうすぐ、これでもかと晴れの日が続く。
家にいることが許されず、ヒーヒーハーハーと戸外を這いずり回る。
束の間の慈雨を楽しんでいる。
2023年5月7日
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