
こういう方が、「世話焼き婆さん」に将来なるのかな。
絵のタイトルは、「やっちまったぜ」です。
鍵かける いつしかそれが 癖になり
何時訪ねたらいいかなあ。
引っ越しの挨拶をするタイミングを計っているうちに、一週間が過ぎました。
日曜の朝、その方が訪ねて来られました。
「日曜日だったら、皆いるから」
と先に立って案内してくださいました。
私達が一週間かけて回った軒数は、30分でクリアーし、
道を通る人すべてに、次から次に紹介してくださいました。
顔であることはもちろん、誰も一目置く人物らしいとすぐにわかる。
80歳を過ぎた「世話焼き婆さん」(今日のタイトル)です。
昔は、どこにもこの手の方がおられました。
あそこの娘が行きそびれてる、ここの息子に嫁の来てがない。
いつしか縁結びの恩恵に預かったものです。
悪さをしていると、どこの親父からもどやされました。
何処の息子か知っているから両親に知らせるかと心配しました。
そんなことはありませんでした。
怒られてお終い。
私達も、「くそ爺」と悪たれをついて、逃げていく。
意地悪爺さんも世話焼き婆さんも見なくなりました。
長屋の御隠居も見ませんね。
何でも相談したものです。
今では、ネットの中に潜んでしまいました。
2021年12月28日
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