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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿

2025-03-29 08:56:58 | よもやま話

絵のタイトルは、「どちらも咲いた」です。
毎年、桜を見に来られるご婦人がいた。
今年も見に来ることができるだろうか。


今日のタイトルは、「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」です。
ここにもおったんかいと、島の山のあちこちに山桜が現れます。
花と葉っぱ(朱色)で、「ここにおるよ」と精一杯主張しています。
吉野山には大いに負けますが、嬉しい風景です。
桜を切ると、切り口から雑菌やら虫が入って腐るらしい。
梅は、古い枝を切り風通しを良くして、新しい芽に実を付ける。
妻から教えてもらった。


村道を歩いていると、ゴルフ仲間が畑をやっていた。
話しかけると、すぐに寄ってきてくれた。
立派な棚ができましたね。
キウイを植える予定と答えてくれた。
1m近く掘り、埋けたブロック(交互)に鋼管を刺し、コンクリートを流し固めた。
立派な風鎮です。
ゴルフ練習用ネットもしつらえていた。

桜を植えたと見せてくれた。
山(桜を観賞)に上がらなくなるなと、余計な心配をする。
順繰りに植えるもの(酸性を好むもの、アルカリ性好むもの)を計画する。
そのためにPH計を畑に刺している。
牛糞を山ほど入れて、鶏糞も足している。
よくできるわけです。
出来が良い野菜をいただいて、「プロみたいですね」と私。
「プロじゃけん」と答えてくれる。

プロフェッショナルは、この広い畑(1反近く)を独りでやっていると嬉しそうにぼやく。
奥様に草取りを依頼するも、いい顔(ほっぺが膨らむ)をされないとのこと。
シティーガールじゃけいねえ。と私。
プロフェッショナルは、「そうじゃった」と嫁にもらった頃を思い出されるのだろうか。

私たちは、働く時も遊ぶときも24時間一緒です。
「あれせえ、これせえ」と言われんでしょうと、プロフェッショナルに伝えたかった。
心にそっとしまっておいた。

2025年3月29日
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