故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

妻の寝顔

2017-11-23 08:50:04 | よもやま話

わがやにも蘭が届く。
と喜んだものです。


今日のタイトルは、「妻の寝顔」です。
今日は、勤労感謝の日で祝日です。
もう一時間寝るねと、置いてけぼりです。

妻は、宵っ張り。私は早寝早起き。
片づけ、洗濯、掃除と灯油の補給を済ませるのに30分はかかります。
それからコーヒーを淹れて一服となります。
至福の刻です。

雪見障子から見える景色は、緑に混じって赤と黄。
障子のこちらには、大仏の寝顔。
涙のような冷たい雨が降っています。

近くのお母さんは、結婚して以来うん十年亭主に素顔を見せたことがない。
和菓子屋の看板娘を続けています。
今でもダンスを教え、暇があれば散歩を続けています。

あの子が欲しい。
あの子じゃわからん。
何ちゃんが欲しいと、勇気を持って指名し迎えた妻です。
健やかな寝息に、そっと布団をかけます。
蘭であったかどうかは、置いといて。

あれがこれ、それが何したのと、
会話がほとんど成立しなくなってきたからこそ、
ほーほーと、聞いているようなふりもしなければなりません。
他のことを考えていても、フーン、そうですか。

朝顔が 寝顔にほっと 夕顔に

2017年11月23日
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