
絵のタイトルは、「やることがいっぱい」です。
墓場の小堂を訪ねました。
あっさり、帰されました。
掃除機をかける。
掃除機を止めると、ごみが落ちている。
静電気でホースに引き寄せられたごみです。
終活と、片づける。
ままよと捨てる。
洗い桶に食器が溜まる。
食品パックがまた残る。
きりがない終活と掃除です。
生きてる限り汚し、ごみを出す。
今日のタイトルは、「無駄と失敗」です。
人に言えない話を墓場まで持っていこうとする。
死んでからも、冗談じゃないと妻は同じ墓に入るのを拒否する。
「無駄と失敗」は、つきものとあきらめましょう。
生きてる限りやらかします。
3歩進んで2歩下がる。
言いえて妙です。
どんなにシミュレーションしても、恋はいつでも初舞台。
昼過ぎのラブホテルは、老人でいっぱい。
出会ったのが遅かったと、冒険に走る。
練炭で中毒死にならぬだけ儲けもの。
枯れるものと思い込んでいました。
90歳の老人が蜜柑の苗を植えた。
奥様は、「馬鹿じゃけえ」と罵る。
畑まで杖を使ってやっとです。
それがどうした、杖なしで畝をまたいでいる。
不思議ですが、馬鹿じゃありませんでした。
時間が薬と、高めの座椅子に座りながら鍬を打つ。
できないことは、奥様に「あれせえ、これせえ」です。
何が無駄か、失敗か分からくなりました。
畳の縁で躓く。
二段の玄関も手すりが頼りです。
無駄も失敗もどこ吹く風の毎日です。
自ら認知症になった医師が、刻々と変化する我が精神を綴っておられました。
後々の人の役に立てて欲しいと、神々しいまでの記録でした。
私たちは生きています。
いや、まだ来るなと生かされています。
ならば、生きてやろうじゃないですか。
「やることがあるだろう」とこのブログを書きました。
2025年4月4日
(あとがき)
松山、頑張れ。
もうすぐ、マスターズです。
久常も頑張れ、星野、金谷、そして大西も。
私も頑張ろうかな。