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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

無駄と失敗

2025-04-04 06:22:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「やることがいっぱい」です。
墓場の小堂を訪ねました。
あっさり、帰されました。


掃除機をかける。
掃除機を止めると、ごみが落ちている。
静電気でホースに引き寄せられたごみです。

終活と、片づける。
ままよと捨てる。
洗い桶に食器が溜まる。
食品パックがまた残る。

きりがない終活と掃除です。
生きてる限り汚し、ごみを出す。
今日のタイトルは、「無駄と失敗」です。
人に言えない話を墓場まで持っていこうとする。
死んでからも、冗談じゃないと妻は同じ墓に入るのを拒否する。

「無駄と失敗」は、つきものとあきらめましょう。
生きてる限りやらかします。
3歩進んで2歩下がる。
言いえて妙です。

どんなにシミュレーションしても、恋はいつでも初舞台。
昼過ぎのラブホテルは、老人でいっぱい。
出会ったのが遅かったと、冒険に走る。
練炭で中毒死にならぬだけ儲けもの。

枯れるものと思い込んでいました。
90歳の老人が蜜柑の苗を植えた。
奥様は、「馬鹿じゃけえ」と罵る。
畑まで杖を使ってやっとです。
それがどうした、杖なしで畝をまたいでいる。
不思議ですが、馬鹿じゃありませんでした。
時間が薬と、高めの座椅子に座りながら鍬を打つ。
できないことは、奥様に「あれせえ、これせえ」です。

何が無駄か、失敗か分からくなりました。
畳の縁で躓く。
二段の玄関も手すりが頼りです。
無駄も失敗もどこ吹く風の毎日です。
自ら認知症になった医師が、刻々と変化する我が精神を綴っておられました。
後々の人の役に立てて欲しいと、神々しいまでの記録でした。

私たちは生きています。
いや、まだ来るなと生かされています。
ならば、生きてやろうじゃないですか。
「やることがあるだろう」とこのブログを書きました。

2025年4月4日
(あとがき)
松山、頑張れ。
もうすぐ、マスターズです。
久常も頑張れ、星野、金谷、そして大西も。
私も頑張ろうかな。
コメント
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