故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

暑さが逆戻り

2022-08-30 19:01:29 | よもやま話

絵のタイトルは、「味がしみてこそ冬瓜」です。
ガキの頃は、こんなまずいものと思っていました。


馬鹿だよね 気づいて初めて 誉め言葉

本を読む時間が多くなった。
「馬鹿で間抜けな発明品たち」という本を図書館で借りてきた。
会社勤めの頃には絶対借りないジャンルの本であった。
そのくせ、「あとからクレームの先取り」を真剣に考えた。
無駄な時間を過ごせないと言い聞かせた人生が、
実に無駄で無意味のオンパレードだった。

東大の博物館に収納依頼する「これだけは」のこだわり品を
教授たちのオタクぶりを期待して視ていた。
それぞれの専門分野に向き合った動機は、万人には理解できないオタクでした。
ですが、道を究めた先生たちは、今をしっかり見据えていた。
考古学の先生が、コロナに似た歴史を話され、今に向き合ったコメントをされた。

今日のタイトルは、「暑さが逆戻り」です。
もう一回、やる気をなくす暑さを体験した身体には、なんてことはない。
そーらそらなんてもんです。
夕方にはヒグラシが鳴き、夜には虫の音が癒してくれる。
肌がけ一枚では、明け方は寒いほどです。
長袖のパジャマを着るようになりました。
風呂にもしっかり長く入れる。

長く生きればと言うより、生き急がなければ多くのものが見えていた。
毎日車で通過する風景が、同じ道を歩いたときの新鮮さを覚えている。
田舎が死ぬほど嫌で都会に出たが、今は田舎も悪くないと感じている。
知らない良さに気づいただけです。
まだまだ先があり、奥は深いと考える。
道まだ遠しです。

2022年8月30日
コメント
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