タイトルは、「寒椿」です。
もうすぐ、咲く季節になりますね。
11都道府県に、「緊急事態宣言」が発出されてから約20日間が過ぎました。
こんな地方のカフェにも影響があります。
1週間のうち、2日間はお客さんが来られ、あとは開店休業状態です。
開店休業でも、我カフェは忙しい。
妻は、都会の友達や家族、隣人に配るパンやアップルパイを焼いています。
私は、外回りの仕事で忙しい。
だから、自粛要請も容易に受け入れられました。夜の営業は、宣言以降中止しました。
今日のタイトルは、「三組の予約客」です。
夜の営業であれば、1組の予約だけです。3組とも昼の予約です。
1組は、孫の誕生祝。2階です。
もう一組は、地域おこし協力隊の会議兼昼食会。1階です。
そして、常連さんの食事会です。
密を避けるために、1階の予約客に時短要請(3時半に終わってね)をしました。
日曜日の昼には、常連さんの家族が来られます。
広島から送られてきた紅八朔を持って行き、今日は来店自粛していただくようお願いしました。
そうすると、アップルパイの注文をいただきました。今日とは限らず、作ったときに知らせてねと優しい。
それでも来店されるお客さんがいたら、断ることになるでしょう。テイクアウトだけは受ける。
多くのお客さんが来店されるのは嬉しいが、密を避けるための工夫と調整が必要です。
なにしろ、命が最優先です。
今までの営業方針が生き渡ったのか、昼でも予約の電話がほとんどあります。
今日は、やってるか。いついつ何時から何人で行きたいと確認の電話と予約が入ります。
私達は、時々「臨時休業」をするのも影響しているのでしょう。
ハードで密を避ける対策をするのも一つでしょう。
私達のカフェでは、ハードで対策するのに限界があります。
よって、密にならないようなソフト(事前に調整)が必然です。
片田舎の奥まった場所にあるカフェです。一見さんには、カフェに辿り着くのが容易ではありません。
それでも、メリットはあるようです。通りを走る誰かに見られる心配がない。隠れ家的なのでしょう。
「三組の予約客」でした。
ワクチン普及迄の辛抱です。
工夫を凝らして、地域の理解を得て、カフェ運営を楽しんでいます。
潮満ち干 たまに大波 店開ける
2021年1月31日