故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

最優先

2020-05-11 14:11:40 | プロジェクトエンジニアー

いずれにしても、「ちょっと一休み」(絵のタイトル)です。
長い人生、ちょっと休んだからって、変わんねえって。



早朝ゴルフならぬ、筍堀にいそしんだ。
昼なお暗き竹藪から陽が照る方へ竹は伸びていく。
林の下刈りを済ませて、ここにもあそこにも頭を出している。
筍堀の醍醐味は、茎の伸びていく方向を推測することにある。
地下茎ごと掘り出すか、茎よりちょっと上で採るかのどちらかである。
これ以上延ばさぬため(竹害防除)、茎は二回に分けて(完全切断)切る。
竹と竹を線で結び地下茎が伸びている。これは可愛い方で、竹藪の中では縦横無尽である。
地下鉄ならぬ二段になっているものもある。

今日のタイトルは、「最優先」です。
最優先とは、
何事よりも先に、急いで処理すべきであること。
(広辞苑より)
会社でのこと。
出張から帰ってくると、
経理部の部長は、何しろ出張精算が最優先という。
直属の部長は、報告書が最優先と言う。
ふざけんなよ。身体を休めるのが最優先と自分は密かに臍を噛む。

私達の歳ごろになると、主語も述語もない会話となる。
「あれあれ」だから、「これこれ」を早くしなさい。と妻が言う。
言った本人も、聞く私もちんぷんかんぷん。
自分が唱えたいことの、思い出すほんの一部の単語が口をついて出る。
お怖れみーよ(オオソレミーヨ)。わからぬではないか。
怒ってはいけない。互いに補いながら、一つずつ謎解きが始まる。
黙って顎をくいっとやる方がよっぽど早い。何かをやれだな。喧嘩をせずにすむ。

コロナの出口が見えないし、誰もこうだと言い切れない。
なにしろ人と会わない工夫ばかりをしていると、やることは限られてくる。
自然相手になにかやるか、はたまた何もしない。
どちらにしても鬱になる。
コロナ以降、身体をいじめっぱなしで、愛妻の顔も見飽きたのである。
友人が来て、早くカフェを始めろと言われる。
行くところがない。要はいっぱいやりたいのであろう。

最優先は、「命」です。
分かっちゃいるけど、鬱から認知の道も遠からずである。
もう少し、世が言う「最優先」を守ることにしましょう。

もうたたぬ それから浮気 あんめいね

2020年5月11日
コメント
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