故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

看板娘

2016-04-20 06:14:39 | よもやま話

いつしか買わされている。こんな看板娘にお会いしました。


沖縄の公設市場は、なにげなく行きたい場所です。
美味しいものがありそうな、面白いものがありそうな。
ぶらぶらと散策するのが楽しい。

買い物をするわけでもない。
店先でのんびり話をするおばさんたち。
そのうち用事を思い出して、買い物をして帰られます。

店先では、買いたい人に商品を説明する。
端で聞いていた買いたくない人も、聞いているうちに買ってしまう。

ここでも、お店に来られた方とまず話をする。
お茶をいただく。笑っているうちに菓子でも食べたくなる。
看板娘は、お袋のような方でした。

家のみかんは、美味しいんじゃけん。
誰にもかれにもまず食べさせる。
世間話をする。相談にのる。
みかんを売る前に、相手の商品を買ってしまう。
そんなお袋でした。

対面商売のエキスパートのような看板娘がいました。
看板娘が薦める商品はどれも期待を裏切らない出来栄えです。
この地域には3軒の和菓子屋さんがあります。
まだ2軒にしか行っていませんが、どちらも美味しかった。
東京なら、行列ができるほど売れること請け合いです。
こだわりの製法、温かい会話が売りです。

こしあんの温泉まんじゅうが私は好きです。
美味しい上に、たっぷりのあんこが入っています。
なんでもないどこにもありそうな温泉まんじゅうにはまります。

つぶあんの温泉まんじゅうはないのですか。
よく聞かれるのですが、ありません。
きっと試しているはずです。
こしあんの方が、このまんじゅうには適しているのでしょう。

娘さん ときには笑い 入れ歯落ち

2016年4月20日

コメント
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