故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

アララギ派

2014-05-11 23:44:57 | 思い出話

 

001_10

アララギ派の古文の先生がいました。ITさんではありません。
2年、3年の古文の担当でした。


みの虫の話しが出て来ました。

「ちちよ」と啼くのです。


アララギ派は「父よ」と説明しました。故郷を偲んで啼くのです。
 私はやおら立ち上がりました。「先生、チチとは、にゅうではないでしょうか。」
先生は、「お?」という顔をされました。「何のことでしょう。ニューとは」


後悔が始まりました。ああ立たなければ良かった。余計なことを言わねば良かった。

もう一度、「にゅう」ですと私。「は?」と先生。


沈黙が流れます。


一人の女学生が悠然と立ち上がりました。

「先生、O君は、おっぱいのことを言っているんです。」 

 
皆が「おおっ。」

私は、急に恥ずかしくなり真っ赤になって座りました。

「乳」と言えない初な男子学生でした。それが高校3年生ですから笑いますね。

女学生の名は、「OGさん」です。一年の時、7HS(イケ面)と付き合っていたOさんです。覚えていませんか。

既に他界されました。


今後ともよろしくお願いします。
 

コメント
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