朝ドラ「らんまん」の万太郎こと、
植物学者 牧野富太郎を題材にしたドラマである事を、
「春らんらん展」が開催されている板橋区の熱帯植物園に行って、
初めて知りました。
ドラマの中では、槇野万太郎になっていますが、
実際は、牧野富太郎さんでした。
(牧野富太郎さん、展覧会から)
ドラマの中では、植物に異常なほど執着心があるところを見せていますが、
この展覧会の中で、牧野富太郎さんが使用していた、
植物図鑑の説明部分を見ると、
その研究熱心さがよく解ります。
ある1ぺージが展示してありましたが、
植物の説明部分にびっしりと赤い文字で加筆してあるのです。
後に東京大学植物学講師になり、
47年務めて退任されたとのこと。
牧野富太郎が描いたスケッチも展示してありましたが、
とても繊細なものでした。
(一例として栃の木、フジ、ツタのスケッチ)
ボクが写真にした栃の木と比較してみてください。
(栃の木の葉)
(牧野博士が採集した標本)
標本は40万点あるそうです。
東京では練馬区東大泉に生活されていたようです。
大泉学園駅近くには「牧野記念庭園前」の信号機があるとのこと。
朝ドラ「らんまん」の今後の展開が楽しみですね。