楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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     ・おくのほそ道を歩く

散歩に出て思うこと 2

2004年01月13日 19時15分00秒 | つれづれなるままに考えること
美しく老いたいと思う!

老いへの道を手探り、訪ねるが、きっと見本は見つからないだろう!

人の人生がそれぞれ同じでないように、この道も一つとして同じものは

ないだろう!


(年寄りの会話)
最近どこへ出ても、年寄りの会話行動が気になる。いずれ我が身と
思って、やっては不快に思われることなどに、気をつけようと思うからだろうか?

電車に乗っても、まだ席を譲られたこともないが、自分勝手な強がりで、空いていても椅子に腰を下ろすことは無い。

ある時、相当なお婆ちゃんの手を引いて、急いで電車の乗ってきたやや若い婆ちゃんがいた。

「間に合ってよかったでしょう!」
「いえ、私はこの次の電車に乗るつもりで家を出てきましたので、
急がなくとも良いのですよ」
「そこが空いているからお掛けになったら」と椅子を指差した。
そうしたら、空いた席の一人置いてとなりの方が、二人とも座れるように気を利かせて席を譲った。真ん中に若者を一人挟んで座ることになるので、その若者も席を譲り、結局三人分の席が空いた。そこへ二人が座ったのであるが、三人座れないほどにどっかと二人で陣取ってしまった。

その車両には、立っている人はボクと席を譲った若者二人だけ。
大きな声でお節介を焼く、若い婆ちゃんのやり取りや行動を、車内の全員が注目している。若い婆ちゃんが降りる駅に来た。

「着きましたよ!降りる用意をして!」と急かして言う。
年配の婆ちゃん落ち着いていわく
「私は次の駅です!」
「あら、そうだったわね!」と急いで降りていった。

やり取りを聞いていると、どうやら年配の婆ちゃんのほうが、冷静で間違いがなさそう。お節介も程々にしないと、自分が若いから自分の方が正しいと決めて掛かると、こんな結果になりかねない。

いつか自分の番がやってきそうだ。



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