お酒と書くと、日本酒。
アルコールと書くとウイスキー、
アルコール依存症、酒乱?など。
ここでは睡眠障害。
以前は、アルコールは睡眠促進剤としか考えて居なかった。
何時だったか、眠りが浅く布団のなかでラジオを聞いて居たら、
どこかの大学医学部の先生が、
アルコールは、睡眠を促進すると考えて居る人が多いが、
実は睡眠障害になっている。
と話されたのを聞いて、
「えっ?!」
と耳を疑った。
お酒を飲めば、よく眠れると考えていたからだ。
ところが、
「夜、寝付けない人には睡眠導入剤になっても、
深い眠りは得られません。
返って熟睡を妨げることの方が多いのです。
熟睡しているつもりが、実は睡眠が浅いのです。」
と先生は言う。
半ば疑いながら、変わらず晩酌を続けていた。
夜、22時には風呂に入って、
フトンに入れば、すぐ眠ってしまい、
寝つきは良い方だ。
最近になって、夜中に、目覚めることが多くなった。
お手洗いにである。
良くコマーシャルにある、
「夜、お手洗いに起きる人は、膀胱が堅くなって居り、
広がらない。
和らげると膀胱が広がり、トイレに起きる間隔が長くなり、
夜間起きることが少なくなる。」
どうもこれでは無さそう。
第一、日中はお手洗いに行く間隔が長く、
我慢すれば、半日以上トイレに行かなくて済み、
トイレに行けば、かなりの量の小便があるからだ。
22時に寝て、2時起きてトイレ、以後5時まで
2時間ラジオを聞いて居る。
5時にトイレに起きて、以後二度寝する。
6:30~7時に起床。
こんなことが度重なるようになった。
しかも良く夢を見て居り、眠りが浅い。
ある時、何かの都合で晩酌を止めざるを得ない時が有り、
その夜、翌朝までぐっすりと熟睡できた。
そこで、前述の学者先生の話が思い出した。
大学の先生は、きちんと研究しての発言であるから、
いい加減に聴いたボクが間違いである。
それでも、お酒を飲みたい気持ちの方が何時も勝ってしまい、
なかなか止めることが出来ない。
アルコール中毒と言うのか、酒を止めるのは、
タバコより難しい、とボクは思った。
しかし、夜、眠りが浅い不快な感覚は、何時もある。
そこで週に一度だけ止めることにした。
二か月ほど、晩酌を止めたり、続けたりした挙句、
眠りが浅い不快な感覚が上回り、
思い切って、カミさんに宣言して、
一週間、禁酒した。
熟睡できて、非常に気分がすぐれ、体調が良く、
これが忘れられなくなって、
今度はお酒を飲むのを忘れられるようになった。
しかし、それにしても、
日本酒は料理に使うにしても、
ワインや焼酎、梅酒、ウイスキー、
そして4月には出来上がるボケ酒など、
アルコールの在庫、
かなり有る。
全部、処分するのに1~2年かかりそう。
もっとも、晩酌を始めれば、この在庫、
アッと言う間に、無くなるだろうが・・・・
いつまで続くことやら・・・