映画「終戦のエンペラー」をカミサンと一緒に見に行った。
久々の映画館、シニアの入場料は一人千円。
映画は終戦直後、マッカーサー司令長官が天皇の戦争責任を問うか問わないか
(天皇が日本国民を犠牲にする張本人であったかどうか)を、
判定するまでのいきさつを、
ある将校の活動を追いながら語る映画であった。
戦争当事者の米国には、作ることが困難な題材であった。
なぜなら、原爆投下の張本人であったアメリカは、
広島の原爆慰霊祭に出席するのさえ、
やっと最近になってからのことだからだ。
しかし、ここがアメリカと言う国の自由だ。
黒人をゴルフ場に入れたり、大統領にしたり、
思わぬことを平気でやってのける。
映画のことはそれくらいにしておいて、
暑い8月の終戦日も終わって、映画館内の指定席はガラガラで、
年配のご夫婦が殆んど。
ボク達が座ると、肥満体の年配者ご夫婦が足元も怪しく、
ゆっくり入ってきた。
ご主人も太っているが、奥様もかなりふくよかで、
手には大きなキャラメルを絡めた甘そうなポップコーンと、
コークの飲み物(特大と大)のコップを、乗せたお盆を持っている。
ただでさえ足元が危ういのに、
すそを引きずりそうなロングスカートを踏むのではないかと、
ひやひやしているボクの横を通り抜けて言った。
歩くことさえ危ういほど体重が増えた人が飲食する、
ポプコーンの量とコーラの量は、
なるほどと納得できる大きさであった。
鶴瓶のコマーシャルではないが、
「食べるから太るのか、太っているから食べるのか」
どっちやねんといいたくなるお二人であった。
久々の映画館、シニアの入場料は一人千円。
映画は終戦直後、マッカーサー司令長官が天皇の戦争責任を問うか問わないか
(天皇が日本国民を犠牲にする張本人であったかどうか)を、
判定するまでのいきさつを、
ある将校の活動を追いながら語る映画であった。
戦争当事者の米国には、作ることが困難な題材であった。
なぜなら、原爆投下の張本人であったアメリカは、
広島の原爆慰霊祭に出席するのさえ、
やっと最近になってからのことだからだ。
しかし、ここがアメリカと言う国の自由だ。
黒人をゴルフ場に入れたり、大統領にしたり、
思わぬことを平気でやってのける。
映画のことはそれくらいにしておいて、
暑い8月の終戦日も終わって、映画館内の指定席はガラガラで、
年配のご夫婦が殆んど。
ボク達が座ると、肥満体の年配者ご夫婦が足元も怪しく、
ゆっくり入ってきた。
ご主人も太っているが、奥様もかなりふくよかで、
手には大きなキャラメルを絡めた甘そうなポップコーンと、
コークの飲み物(特大と大)のコップを、乗せたお盆を持っている。
ただでさえ足元が危ういのに、
すそを引きずりそうなロングスカートを踏むのではないかと、
ひやひやしているボクの横を通り抜けて言った。
歩くことさえ危ういほど体重が増えた人が飲食する、
ポプコーンの量とコーラの量は、
なるほどと納得できる大きさであった。
鶴瓶のコマーシャルではないが、
「食べるから太るのか、太っているから食べるのか」
どっちやねんといいたくなるお二人であった。