矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

成田グルメ フレンチと大判焼き

2018-08-11 20:02:48 | お料理、食事
新勝寺の表参道に素敵なレストランやお店がたくさんあります。

週末に家族と少しずつ試しています。

家庭風のフレンチとちょっとオシャレなフレンチ。

いちばん好きなお店は、大判焼きの金時というお店です。白あんが絶品で、週末の楽しみに散歩がてら買って食べています。
夏は1カ月夏休みだそうで、9月に再開されます。売切れたら、その時点で閉店されるので、平日は購入できないです。週末のお昼だけです。

住めば都で、少しずつ土地勘も出てきました。

大好きな水戸と茨城にも近く、水郷の潮来にも行ってみる予定です。

来週 青森むつ市と岐阜県高山市へ

2018-08-10 21:54:59 | 感染症関連
ご縁をいただき、来週には青森のむつ市 と岐阜県高山市へお伺いします。

黄色ブドウ球菌の血流感染を十分に治療できるかが、感染症科診療でとても重要です。

北米では、黄色ブドウ球菌の血流感染は感染症科専門医へのコンサルトが義務化された州もあります。

若手の先生や学生さんたちに 学んでいただきたい最重要な感染症です。

お伺いさせていただく病院での、学修目標にしております。

9月8日土曜日にも島根県出雲市でも熱病塾の「姉妹塾」を開講します。


千葉の海 ウユニのような。。。

2018-08-08 22:55:15 | 日記
九十九里浜の景色が、まるでウユニの上下対象の光景に見えました。






荒々しい太平洋は、生まれ育った瀬戸内海と大きく異なります。島が多く、穏やかな瀬戸内の海。


荒々しく、波が高い太平洋。五浦(いづら)の海、横山大観が描いた海は太平洋。



岡山の白桃を両親が送ってくれました。日本人として一番好きな富士山、岡山の白桃、桜、、、。温泉。

今年も白桃が頂けて、故郷を思い出しました。

祝 888の日に。。。

2018-08-08 22:24:23 | 感染症関連
本日は、台風の接近でしたが、なんとか都立松沢病院の講演会にお伺いさせていただきました。

なんと、888の末広がりの日。8月8日2018年。

昨日から、夕方の講演会が難しければ、ランチョンでもお伺いいたします、とご提案しておりましたら、ランチョンとして無事に開催されました。

ご英断をいただいたご関係者の皆様、またご遠方より御集りいただいたご参加者の方がたに深謝申し上げます。


今回は精神科医療の拠点病院での感染対策と感染症診療について、お話させていただきながら、ご施設の環境ラウンドをさせていただき、勉強させていただきました。
ご担当の非常勤の感染症科の先生ともご一緒でき、とても有益でした。CIC感染管理の資格も、勉強して取得する必要があることを改めて認識しました。
勉強することが山積み!ですが、生きている限り、診療する限り、常に勉強を続けることが必要ですね。

感染症は好きなので、苦にならないです。細菌検査室を見学させていただき、新しい診断方法を見せていただいて、いや〜、おもしろいですね〜というコメントが思わず
出てきます。

感染症の診断方法がオプションが増え、激変している今、現場に近く実臨床に触れ続けることがとても大事です。

お心遣いが心にしみた1日でした。無事に自宅に戻れました。久しぶりに家族と夕食ができてよかったです。


手洗いの遵守率 80-90%を目標に!

2018-08-05 17:15:43 | 感染症関連
耐性菌のなかでももっとも制圧が困難なアシネトバクター。

自身も在米中の救急病院で、外傷・熱傷ユニットで、アシネトバクターのアウトブレイクを経験し、当時の指導医が大変な作業をしていたのを思い出します。
一端、集中治療室はClosedして、再開後も2年間ぐらい厳重monitorをしていました。

前々職でも、アシネトバクターのアウトブレイクが起こりましたが、感染対策のプロ集団として部署で懸命な対応をしたため、汚染源もわかり、終息に向かいました。

先日報道された今回の大学病院での大きなアウトブレイクも、マットレスが汚染物と判明しており、水にも乾燥にも強いアシネトバクターの性質を反映しております。

微生物の側面のみならず、日ごろの標準予防策の遵守が、国内施設で十分にされていない現状があります。

もちろん、国外でも、標準予防策の遵守は常に問題になります。

先進国の医療者の学生は、体系的な教育をカリキュラムとして受けていることが多いです。

医療従事者は、自身が病院にいるときと自宅にいるときでは、手洗いの意味が異なること(病院内での手洗い、手指消毒がいかにクリティカルであるか)を理解し。病院内では確実に実践する必要があります。

一方で、感染対策の意味(なぜ手洗いが必要なのか、いつ行う必要があるのか)や実践の重要性(遵守することにどのような意味があるのか)に関する教育が十分に広く普及していない現状もあります。

座学でなく、実践として(パフォーマンスとして)、標準予防策が十分に認識され普及し、これほど重要な「手洗い」をしていなければお互いに声をかけあう診療文化が望まれます。

19世紀、細菌学が確立する前に、セメルワイスが提唱した手洗いは、21世紀の感染対策でもその根幹をなしており、すべての医療従事者が実践する必要がある基本手技です。

遵守率80-90%が目標となります!

手洗い(手指消毒)の5つのタイミング

患者ケアの前、とケアの後

患者の病室の環境に触れたあと

清潔操作・無菌操作の前

体液に曝露したあと

標準予防策の一環で、

採血時には、手袋着用してください。

体液が飛び散るリスクがある場合(手術室、救急の外傷患者など)では、
ゴーグルが必須となります。

医療従事者の職業感染対策のためのワクチン

すべての医療従事者は、

麻疹、風疹、ムンプス、水痘、B型肝炎ワクチン

毎年の季節にはインフルエンザワクチン

を接種しましょう!


夏のクリスマスプレゼント🎁

2018-08-02 21:37:52 | 感染症関連
かつての教え子でした先生から 本当にうれしいご連絡をいただきました。

夏のクリスマスプレゼント🎁のようです。

自治医科大学に勤務中 グローバルにキャリアが展開できますよ〜と多くの学生さんたちにお話させていただきました。特に 着任して1-4年目ぐらいが一番 仲良い学生さんが多いですが、今 その頃の学生さんたちが 地域での診療義務9年間を終了して ご留学されるようになりました。

一学年に3-4名も感染症科を志す方がいらっしゃいます。

今日は 学生さんの時には あまりお話したことがなかった方が、 感染症科で渡米留学を目指しているご連絡をいただきました。サプライズです。

共通の知人も多くsmall world です。

学会などでお会いしたいとお伝えしました! 楽しみなお食事会になりそうです!

ところで、千葉は犬吠埼 イヌボウサキという日本の最東端 があります。
九十九里も初めて 見ました。太平洋は 瀬戸内海とは大きく違いますね。

波が荒々しい
島がない
浜辺がずーっと続いてダイナモックでした。