俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2007年09月16日 | 俳句

『かぐや行く 萩の一露 探し行く』
(かぐやゆく はぎのひとつゆ さがしゆく)

『我が夢は 妹と飲まんや 菊の酒』
(わがゆめは いもとのまんや きくのさけ)

『眉痒し くしゃみしつつ 秋の夢』
(まゆかゆし くしゃみしつつ あきのゆめ)

『望まねど またぶり返す 暑き秋』
(のぞまねど またぶりかえす あつきあき)

『石舞台 とんぼ返りや 雨宿り』
(いしぶたい とんぼとがえりや あまやどり)

『逸れたとて 野分の雨の 疎ましさ』
(それたとて のわきのあめの うとましさ)

『露帯びし 尾花尾花の お辞儀する』
(つゆおびし おばなおばなの おじぎする)

『草の花 人生いろいろ 咲き乱れ』
(くさのはな じんせいいろいろ さきみだれ)

『長月の 時雨せし世を 雨隠れ』
(ながつきの しぐれせしよを あまがくれ)

『秋の午後 ホームラン出れば 虹も出る』
(あきのごご ほーむらんでれば にじもでる)
コメント
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