俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋心

2007年09月02日 | 俳句

『秋暁や 九月は涼しと 嫁の言い』
(しゅうぎょうや くがつはすずしと よめのいい)

『我も秋 十を聞きて 百忘る』
(われもあき じゅうをききて ひゃくわする)

『彼岸より 手招きするや 葭の花』
(ひがんより てまねきするや よしのはな)

『向日葵は 元気の印 我が印』
(ひまわりは げんきのしるし わがしるし)

『秋来るに 真っ赤に燃えてる 我が血潮』
(あきくるに まっかにもえてる わがちしお)

『秋心 ひときわ目に沁む 耳に沁む』
(あきごころ ひときわめにしむ みみにしむ)

『秋心 孫熱あるに 如何せん』
(あきごころ まごねつあるに いかんせん)

『川下り 手に触れたきは 花真菰』
(かわくだり てにふれたきは はなまこも)
コメント
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