駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

テンポの話(2)

2007年06月03日 | ドラム&パーカッション
POWDERでは、お客さんのリクエストにお答えするというかたちで新曲を増やしていくことが多い。
そして、その新曲リストに「ダイナマイト」(ブレンダ・リー)があり、各メンバーは一生懸命個人練習をした。
自分も曲を聞いて覚えようとしたのだが、「ドゥーダバドゥーダバドゥーダバドゥーダバ、ダ~イナマイ♪」というバックコーラスが楽しくて、そればっかり聞いていたら、何となく曲のイメージが「速い曲」というふうにインプットされてしまった。
実際のテンポは113ぐらいだから、速い曲どころかむしろゆったりしたミディアムテンポなのだけど、2ビートのリズムで、コーラスがやたらと忙しく入るのでイメージが早く感じちゃったのだと思う。
そして、みんなで練習をしたときに、当然ながらテンポが全然合わなくて、なぜかとみんなの意見を聞いてみると、単に自分が思い違いをしているんだってことがわかった。
こりゃ、ドラマーとして恥ずかしいなと。
勘だけでテンポを決めていたのが諸悪の根源かもしれない。
じゃあテンポの見直しをしよう!と思った次第でした。

そもそも、原曲に忠実に演奏するのはオールディーズ・バンドの定石であり、その系統のプロバンドの多くはテンポも原曲に合わせて演奏しているようだ。
しかし観客として聞いていると、時には原曲のスピードがたるいほど遅く感じることもあり、ノッてきたらテンポアップして欲しいなと思うこともある。それにしても、昔の音楽はビートはロックでもゆったりなんですよね。
そういう理由で、POWDERではノリ方次第でテンポは変動しているのだけど、もう一度、分析してみようなんて思うのであります。
ちゅうことで、只今、原曲のテンポとPOWDERの演奏音源のテンポを聞きなおし、新しいメトロノームのTAP機能をフルに活用して、調査し始めたところなのであります。
う~む、これはこれで面白い発見がありそうです。いつか表形式にしてみたら、自分のドラミングのクセや欠点も見つかるような気がして、地道に調べてみようかななんて思ったりしています。それにしても面倒な作業ですが。

ではこれでハシリ、モタリ解消策が見つかるのか?と聞かれれば、んなこたわかりましぇんとしかいえない。
ただ、面白いなと思って調べているだけなので、やっているうちに面白く感じくなったり飽きたら多分やめるだろうし、そうそう暇な時間が作れましぇ~ん。

こんなつまらん日記を書いている暇がありゃ、何でもできそうですけどね。へへへ。がく。
以上、土曜日の夜、ベーチャンとビールを飲みながら話した内容を少し味付けした内容でした。
おい、中途半端じゃんか?
ま、今日のとこはこれでカンベンしてやらあ。疲れた。
コメント (2)
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