駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

不思議なスピード感?

2015年06月22日 | ドラム&パーカッション
6月22日(月)
昨日の朝、録音したザ・スターキーのライブ音源を聴きました。
冷静な状態、つかちょっと二日酔い気味のテンション低い状態で、それでも期待を込めて聴いてみたんですよ。
いい演奏ができた気になっていたので。
ところが大ショック。。。
ドラマーとして、自分中心に聴くんですが、オレ、演奏自体は気合が入っているんだけれど、やたら突っ走っている感じがする。
演奏がメチャ速い。。。
恥ずかしいくらい速い。
耐えきれずに、2回目のステージで打ち切り。
昼になったので、ヤケ酒(迎え酒)飲んじゃいました。。。
そんなわけで凹んだ日曜日でした。

日が変わり、今日はそのレコーダーを持って仕事へ出掛けました。
でも、あんまり聞きたくない。
テンポが走りすぎてることを知ってるんだから、聴きたくないじゃん。辛い。
でも、3回目のステージを聴いてないので、心を鬼にして聴いてみます。
通勤電車の中で聴いたんですが、あら不思議。
そんなに速く感じない。
なんで?
「走ってる」「ど速い」
というより、「ノり」「ツッコミ」「疾走感」って感じ。
この差はなんだ?
何だか気持ちが悪いので、家に帰ってから科学的に調査することに。
hey3科学捜査隊の出動だ。
てなわけでメトロノームで調査。
めっちゃ原始的(笑)
でも、電子メトロノームなんで今風ではある。。。

録音音源と、レコードの音源との比較調査開始。
すると、イントロの入りのテンポはほぼ同じ。
例えば、「抱きしめたい」からスタートしましたが、オリジナルが136ぐらいに対して自分のテンポも137。
しかし、そこからが違う。
オリジナルはどんどんテンポが下がって行き、Bメロでは132ぐらいになって、またAメロになると少しテンポアップするけれど、最終的には133ぐらいで終わる。
それに対して、オレたちの演奏は、Bメロで若干下がるものの、最終的には135だった。
ということは、入りのテンポは1しか違わないんだけど、最後には2違う。
この差が大いなる違和感を生んでいたのではないのか。
ではなぜ凹むほどの違和感を感じたのか。
冷静な状態で家のダイニングで聴いていたので、レコード的感覚で聴いており、それで違和感を感じたのかも。
いっぽう、改めて電車聴いた時は、外出時であるということで鼓動が若干速く、精神的にはある程度「速い」のを覚悟のうえで聴き直していたからなのか、と思えたわけであります。
しかし、それだけだと何か説得力に欠けるのだ。
レコードで見せる、あの微妙なモタリ感。
それが秘訣なのかもしれない。
オレたちが、ノリノリでライブ感丸出しで演奏すると、あのスタジオ盤の緊張の中でのモタリつつ演奏した奇跡の1曲の雰囲気は出せないのであろう。
それと、2日経って聴くと、ステージの臨場感が薄れて、「普通のバンド演奏」のサウンドとして聴けちゃうのが、違和感を薄める原因かもしれない。
しかし、テンポが1や2の違いでこうも悩ませるとは、やっぱり奥が深くて難しい。
ビートルズ道を極めるのは、まだまだ先が長い。。。
いや、その1や2の差を埋めることを先にしなきゃいかんと思うわけです。
頑張るぞっと!!

とか言っちゃってくたばるのが先かも。。。
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