駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

50から始めるのもあり

2024年02月18日 | 駄日記

2月18日(日)
今朝は仕事が休みでのんびり寝ようと思ったけれど、5時には起きてしまう。普通の朝だ。
昨夜はライブから11時過ぎに帰って一人ウチアゲをして1時過ぎに寝た。二日酔いするほど飲んでいないので頭はスッキリ。でも、連続の寝不足で体はこんきい。。。
今回のライブは疲れた。曲数はアンコール入れて30数曲で大した数ではないけれど、初演奏だったり久々の曲があったので緊張感がハンパなかった。自己練習もけっこうたくさんして、しばらく治まっていた右手の腱鞘炎がまたぶり返してしまった。まあそこはじっくり治すだのん。。。

今日はオフで、録画したTV番組を見てたりしていた。『酒のつまみになる話』に、放送作家の鈴木おさむ氏が出演していた。
「50歳で放送作家を引退して、他の仕事をすることにした。還暦までの10年間でまた違った仕事ができる」と、残りの人生に新しい可能性を求めると言う。「皆さんは50歳からの展望は?」と他の出演者へ問いかけていたが、珍しくなじみの芸人たちもけっこう真剣に考えていた。酔っ払ってふざけるだけの番組じゃないようだ。。。
確かにそうだなと思うと同時に、やはり自分を振り返ってみる。50歳の時はサラリーマンをやっていて、仕事を辞めることも一瞬考えたのは事実。その頃、会社が大きなリストラ策を進めていて、50歳になると同じ仕事をしつつ関連会社へ移籍して、給料だけが1/4カットされるという施策を始めたのだった。50歳で毎月10万円減らされるわけだから一大事で、仕事を辞めて新天地に出て行った社員もたくさんいたが、オレは辞めずに残った。それを悔やんではいないが、他の選択肢もあったなと思うことはある。自分は音楽活動を続けるのが第一優先で、新しい仕事に就いたことで活動が制限されるほうがイヤだった。給料が減ったとしても、自由にライブできることだけが自分の条件だったわけだ。

そんなことがあった上で、50からオレは新しいことを始めることにした。それは、今までやりたいと思っていながら敷居が高くてできなかったザ・ビートルズの完コピバンドを始めるということ。それがザ・スターキーであります。
長いことオールディーズバンドをやっていて、ビートルズの曲もカバーするのだが、それは楽曲を演奏するというだけで全然ビートルズではなかった。あのクセの強いリンゴ・スターのドラミングを無視してフツーに演奏したらビートルズにはならないのです。このまま人生でリンゴ・スターをしっかり研究しないままドラマーとして終わったら、死ぬときに悔やむだろうと思ったのだった。あのクセ強ドラミングを、死ぬまでに絶対に手に入れたかった。
実際にデビューした時、オレは54歳になっていた。その4年間はその準備期間で、毎日全曲リピートで聴き続けて覚えるということをしていたことを思い出します。そんなことがあって、今があるなということですわ。苦節12年、ザ・スターキーはいろんな困難を乗り越えつつ生きている。いや、生命力はさらに強くなっている。
まあ、確かに頑張れば50歳から10年あればやれる。やりたいことがあるんだったら、生きてるうちにやるんだ。なんちて

今後のライブ予定
2024年
 3月16日(土)天水(豊橋)/THE STARKEY定期ライブ 19:00~
 4月20日(土)天水(豊橋)/THE STARKEY定期ライブ 19:00~

コメント
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