駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

「McCARTNEYⅢ」

2020年12月27日 | ビートルズネタ
12月27日(日)
先週注文したCDが届きました。ポールの新譜「McCARTNEYⅢ(マッカートニーⅢ)」であります。
最近はCDも殆ど買わなくなりましたが、ポールさんが次々と発表するもんだから、どうしても聴きたくなっちゃう。
2018年に「エジプト・ステーション(Egypt Station)」をリリースしたばかりというのに、この勢い。コロナでホームステイしている間に曲を作って、すぐに録音しちゃったようですね。さすが天才ポールさん。
付録の2021年カレンダーの裏には、コントラバスを弾いたりドラムやエレキギターを演奏する写真があり、いかにもポール一人で制作した証となっています。
セルフプロデュースのアルバムだからこそ、「McCARTNEY」の名義になっていて、初回は「McCARTNEY」を1970年に発表し、まさにザ・ビートルズの脱退宣言となったアルバムでした。
そして10年後には「McCARTNEYⅡ」(1980')を発表。それから40年を経て、今年2020年、奇しくもビートルズの解散から50年という節目での発表となりました。
まあ、切りのいい年号っていうのは単なる偶然なんでしょうが、今年はコロナ禍という世界的なパンデミックに見舞われた年。本来なら、ヨーロッパツアーを計画していたポールであり、やる気も体力も充実していたのでしょう。
年齢的にも、時間的余裕はそうは残っていないと思われますが、溢れるアイディアをこのロックダウンの中で冷静に形にしたのでしょうね。

ビートルズファンの中には、「衰えたポールの歌声など聞きたくない」と言う声も聞かれます。声の出ていないポールのCDなど絶対買わんとはっきり言いますが、そりゃもうすぐ80歳なんだから、当然声域も声量も落ちるでしょう。現在の声が聴けるんですから、1ファンとしてありがたいじゃありませんか。「Long Tall Sally」の声にだけこだわる人は、半世紀前のアルバムにしがみついているしかありません。
近年のライブツアーでも、自分が生で聴くことのできた2018年のナゴヤドームのライブでも、さすがに往年の高音など期待もしていませんでしたが誰も文句などありませんでした。
生きているだけで嬉しくありがたい存在。そんなポールが、次々とレコードを作ってくれています。
感謝しかないなあ。オレは拝んで聴く派です。
コメント
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