駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ちょっと速くなる

2015年05月19日 | ザ・スターキー
5月19日(火)
今日は小雨がぱらついたりして蒸し暑い一日でした。
でも、どちらかいうと過ごしやすい一日。
いつもと同じように、普通に仕事へ行ってきました。
通勤の時間は、先日のスターキーのライブ音源を聴きながら。
今回なぜか2度聴いておりました。
オレ、一昨日の日記で、ちょっとエラソーに「テンポ」「音量」「音色」について最近自信があるようなことを書いてしまって、ホントにいいのか?なんて自分を疑ってみたわけです。。。

冷静に2度めを聴いてみますと、う~む。
やっぱり、全体にちょっとテンポが速いなあ。
練習時とライブ時には身体のリズムが変わるので、致し方ない点ではあります。
ですが、目標はレコードの再現である以上、妥協はしたくない。
バラードっぽい曲や、ミディアムテンポの曲はさほどでもないんだけど、ビートが効いたノリのいい曲なんかは速くなりがち。
始めから速く入っちゃうことも多いんですが、途中から加速しちゃうと雰囲気が大なし。
トーシロ丸出しです。。。
ビートルズの曲の特徴は、実は逆なんです。
曲の入りは速くて、途中からモタるパターンが多い。
これはスタジオ録音ならでは、ということもあるでしょう。
クリックなんてものはない時代。
アドレナリンの出方が違うんでしょうな。
YouTubeなどで観られるご本家のライブバージョンでは、最初からガンガン飛ばす曲も多くて、それはそれでかっちょいい。
想像でしかありませんが、たぶん、ご本人たちも通常のテンポのつもりで演奏していると思うのですが、ライブだからちょっと速くなっているのではなかろうか。

ということならば、オレたちが演奏しているのもライブであり、ちょっとばかり速くても当然なのでは、という疑問が。
いやいや、あくまで「レコードの再現」を目標なので、ライブバージョンではまずいのだ。
しかし、「レコードの再現」だったらわざわざライブ会場に足を運ぶことなく、家でレコード聴いてりゃいいじゃんという意見もあり。
ここんとこは、大いなるジレンマ。
以前のスターキーのライブで、「I Saw Her Standing There」を、アンソロジーに収録されているライブバージョンっぽく演奏してメンバーから大顰蹙を買ったことがあります。
実にカッコ良くて、オレはこのバージョンが世界一かちょいいと思っているのでついついやっちゃった。もう気分はキャロル(笑)
ですが、今ではぐっとこらえて、デビューアルバムPlease Please Meの1曲目のバージョンで演奏しています。
でも、間奏のGソロでは、やっぱりノリノリにならざるを得ない(笑)

そんなわけで、レコードのビートルズとライブのビートルズの、両方のいいとこ取りみたいなのを知らないうちに目指して演奏してしまう。
そして、後で反省するという繰り返し。。。
コメント (2)
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