駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ドラムの神様

2015年05月25日 | ドラム&パーカッション
5月25日(月)
トイレの神様って知ってるけど、ドラムの神様って誰やねん!?

まあ、人によって、世代によって違いますもんね。
そこんとこは、十人十色。
リンゴ・スターが「神」だと言えば、「ウソだ~、だっせーよ」なんて言う輩もいる。
バカもーん!とか言う前に落ち着いて。。。
そりゃいて当然だし。
知らなかったら憧れようもない。
やっぱり、青春時代に心を強く揺さぶられたアイドルは、いつまで経っても「神」なのだ。

オレは個人的に言っちゃうとですね。
ダントツで「メルテイラー」
ベンチャーズが、お袋の洋裁やってる傍に置いてある真空管のAMラジオから流れてきたんです。
軽快なエイトビート。
幼稚園に通うか通わないぐらいの幼少のオレは、それを聴いて小さなおちんちんが勃起した!(いや誇張です)と言うくらいの衝撃を受けたと言うね。。。
いやあ、確かに顔も名前も何も分からないのに、すごく興奮した覚えがあります。
ただし、年代的にどうかなと。
オレの幼稚園時代に、ベンチャーズはまだニッポンではメジャーではなかったはずで、聞いたのはアメリカンポップスだったのかも知れません。
とにかく、サーフィンサウンドと言われたは後だと思いますが、洋楽の垢ぬけた8ビートに幼少のオレがぶっ飛んだのは事実。
小学校の4年生ぐらいの時にステイックを初めて買ったのもそうだし、6年生のセンパイとベンチャーズの曲をどれだけ知ってるか競争(笑)をしたのを覚えてる。
オレは大負け。
なぜかというと、そのセンパイは兄貴がレコードを持っていると言うわけで、オレはラジオから流れてくる曲を記憶の中から口で言うだけだった。
「ドコスコドコスコ、ん、タラララ~ン、ん、タララララ~ン」
曲名知らないんだけど、アパッチだったんだよね。。。

次に「カトちゃん」なんですね。
やはり8時だよ全員集合でのカトちゃんはヒーローでした。
そのカトちゃんがドラマーということで。
カトちゃん歌謡コーナーでドラムソロをしたんですよ。
中身は全然覚えてない。
伝説のドラムセットが次々と壊れていくやつじゃないと思う。
ちゃんとしたジャズドラマーのそれじゃないかと。
いや、ハナ肇と印象が重なって、定かではないんだなあ。。。
シャボン玉ホリデーとどうしても重なってしまって、ハッキリしない。
でも、志村けんがスターになるまでは、間違いなくドラマーのカトちゃんがオレのヒーローだったんだ。

そして「ユウ岡崎」ですよやっぱし。
高校生になって、CAROLを知った。
ジョニーも永ちゃんもかっちょいいけど、ドラマーのオレはあのとんがった8ビートが命だった。。。
「ユウ岡崎」ってユウ(言う)名前だけで、既に不良の香りがしてた(笑)
8ビート命だったなあ、ずっと。
8ビート病は、20代後半まで罹ってた(笑)。。。

とはいえ、いろんな音楽を聴きいろんなドラマーの良さを知ることとなり、その後はドラマーのアイドルがどんどん増えました。
ここからは一般的な「神」の登場です。
「スティーブ・ガッド」
「ジョン・ボーナム」
「イアン・ペイス」
「カーマイン・アピス」
と、ありきたりではありますが凄いドラマーを知るようになります。

30代になって、ドラムの歴史とかを知るようになり「バディ・リッチ」の凄さを学ぶ。
すると、今をときめくアメリカンドラマーのアイドルたちがこぞって「バディ・リッチ」を信奉していることを知るんです。

20年くらい前に「バディ・リッチ」のトリビュートライブのビデオテープを買って、何回も繰り返して観た。
凄い豪華なコンサートで、「マックス・ローチ」が登場し、「スティーブ・ガッド」「デイブ・ウェックル」「ヴィニー・カリウタ」「サイモン・フィリップス」「ニール・パート」「スティーブ・スミス」等々、凄いメンバーがそれぞれ凄いソロを披露していた。
こうなると、もうドラムの神様が溢れちゃって、混沌状態もうカオス。。。

今、ドラマーは低年齢化も進み、小学生の超絶技巧ドラマーも珍しくありません。
オジサンドラマーのオレは、やっぱり昔の思い出は忘れることはありませんが、今のニューヒーローは、どう考えてもやっぱりリンゴなんであります。。。

長文のわりに落ちがない。。。
コメント
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