OZ.

Opened Zipper

サスペンションフォーク交換準備6

2010-03-01 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2009年12月上旬)
サスペンションフォーク交換のためのパーツの調達は完了したつもりなので、旧ヘッドパーツの取外しや、新ヘッドパーツの圧入用の自作工具を準備することにします。

▼これらは専用工具ですが、買わずになんとかすると。

ヘッドワン除去工具(約¥5,000)

下玉押し圧入工具(約¥5,000)

ヘッドワン圧入工具(約¥10,000)

ショップに頼むつもりも、専用工具を買う気も無いのは、しみったれだからです。
あと、もしハイユニ号をショップに持ち込んだりしたら、「何だこのデタラメな自転車は!」と頑固親爺にびっくりするくらい怒られるんじゃないかと心配だし。
今まで自力でやってきたから、最後(って?)まで全部自力でやりたい、という鋼の意志が無いこともないけど。

ヘッドパーツの自作工具についてWebで情報を漁ると、自作工具で外した方による手順紹介が沢山でてきます。(ありがたい)
その情報をじっくり読んで、買い物リストを考えます。

まずは旧ヘッドパーツの取り外しに必要な物から調査。
ヘッドチューブ内側からマイナスドライバーをワンにあてがってハンマーで叩くだけのものから、専用工具に近いものを自作するものまで。
ここでヘッドチューブを損壊すると台無しなので、比較的慎重にやることにして、ワッシャー+パイプを使って叩く方法で行くことにします。

【必要な物】
(1)ヘッドチューブ内径と同サイズのワッシャー
(2)ワッシャーの穴よりやや小さめのボルト・ナット・ワッシャー
(3)ヘッドチューブ内径弱の外径のパイプ

ハイユニ号(MFWS-206F)のヘッドチューブは1インチJISだそうなので内径は30.0mm。
30mmサイズのワッシャーが必要ですが、規格的にはJIS)M14が外径30mmで丁度良いっぽいです。
しかし旧ヘッドパーツを上下どちらか外す前はこのワッシャーが入らないため、真っ二つに切断して入れるとのこと。
折りたたむようにして入れて、でも後で叩いたときにバラけないように少し重ねてボルト・ナット(+ワッシャー)で挟んで固定するそうな。
そうすると少しサイズが小さくなるので、30mmではなく32mmのワッシャーを使うらしい。
ふーん。

…入れるためにワッシャーを真っ二つにしたとしても、叩くときにそんなに動くかな?
切断後にテープで巻いておいて、奥まできっちりハメ込んでおけば、ワッシャーの切断面同士で支え合うような気がするなぁ…それは叩き方次第か。
いや待てよ、切断した分、金ノコの幅だけ削り落されるんだから、その分小さくなるんで、やっぱ動くか。
とりあえず30mmのM14ワッシャーと32mmのM15ワッシャーを1つずつ買ってきて、試してみよう。
(3)のパイプですが、先日購入したRSTのサスペンションフォークに間違って同梱されていた、ノーマルスレッド(ネジ切り)コラムが使えないかなと考えています。
壊れても何のダメージないし、クロモリで頑丈だし、このままではヤツは使い途もないことだし、是非ココで活躍してもらいたい。

次は新ヘッドパーツの圧入ですが、まずは簡単なフォークへの下玉押しの圧入に必要な物から調査。
コラム外径よりちょい太い内径のパイプを買ってきて、ハンマーでガンガン叩くんだそうな…そんだけ?
もっと慎重にやる方法も紹介されてましたが、まぁとりあえずは簡単な方法でやってみるかなぁ。

【必要な物】
(4)コラム外径よりやや大きめの内径で、コラムより長いパイプ

コラム外径は1インチ(25.4mm)なので、内径が26~27mmくらいの塩ビパイプでも捜してくるかな。
コラム長は250mmなので、それより長ければ良いのね。

最後が肝心の上下ワンの圧入に必要な物の調査。
上下ワン込みでヘッドチューブ上下を、中央に孔の開いた板で挟み、長いネジを通して板をナットでじりじり締めて圧入していくとのこと。
板が金属板のみのやり方と、木の板を組み合わせるやり方があるようです。
圧入する際、圧力を均等にかけていく必要があるんですが、均等にならず偏りが出た場合、木の板が潰れて「なんやかんやイイ感じに」圧入できるらしい、といった情報がありました。
じゃあ木の板も要るかなぁ、自力で孔開ける必要があるんだろうなぁ、でもドリル買うのイヤだな。(しみったれ)
しょうがない、ちょっと不本意だけど実家ある工具に頼るか。

【必要な物】
(5)ヘッドチューブ長より長いネジ×1本、それに合うサイズのナット×2個
(6)ネジ径より少し大きい孔の開いた金属板×2枚、木板×2枚

ところで中央に孔が開いた金属板なんて、都合の良いものがあるんだっけ? なさそうな気がするな。
木板はともかく、金属板も孔開けが必要か~、やっぱドリルか。

ところでフォークへの下玉押しの圧入の際、ガンガン叩く方法ではなく、慎重にやる方法もありましたが、それはヘッドチューブへの上下ワン圧入のときにつかったネジ・ナットを応用させるものでした。
やっぱりパイプを使うんだけど、パイプを叩いて押し込むんじゃなく、じりじり押しこむんだそうで。
上下ワンの場合はヘッドチューブの上下で挟みますが、下玉押しの場合はコラム上下を挟むやり方になります。
もしその方法でやるんだったら、ネジはコラム+クラウンよりも長くないと届かないから300mm以上は必要だなぁ。
希望通りのモノがショップにあればやってみるってことにするか。

こうして整理したお買いものリストを持って、まずは一度DIYショップへ行ってきます。


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6 コメント

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自分も自作工具です。 (GD)
2010-03-03 06:07:28
hernianoさん、お久しぶりです。
自分も自作工具で対応しましたよ。

自分の場合。
上下ワンの取外しは、鉄パイプに2箇所の切れ目を入れ、ガスバーナーで炙り,水にジュっと入れて(焼き入れと言う奴です。)ヘッドワン除去工具(hernianoさんが紹介している写真の奴)を自作。
(上下ワンは案外スンナリ抜けましたよ。)

上下ワン圧入は、hernianoさんと同じワッシャーと長ネジで圧入。
(ホームセンターに行くと凄く長いネジが売ってますよ。ただし長すぎる時は切断しないといけませんが…。)

下玉押しは、エンビパイプにてド突きました。
(自分は特注コラムの寸法がイマイチだったようで、下玉押しが壊れるかと思いました。ジワジワ圧入の方がよろしい様な気がします…。)

hernianoさんの新たなMFWS-206F改を楽しみにしています。(^^)
後、自分のチャリンコをお褒め頂き有難う御座います。
(機会があれば何処かに画像を再アップしたいのですが、何処でどうすればいいか分からない おバカさんなので…。ちなみに自分のチャリンコに装着されている高額パーツは、ほとんど中古のオークション品です。)

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自作工具 (herniano)
2010-03-03 20:29:01
GDさん、お久しぶりです。

GDさんも自作工具で作業されたんですね。
自作工具でも大丈夫と安心できて嬉しいです。

MFWS-206F(R)のカスタムのお手本として参照させていただきたいので、またGDさんがMFWS-206Rの画像をWebに置く機会があったら、是非教えて下さい。

ところでRSTの1インチ(ノーマル)アヘッドコラムですが、イタリアンじゃなかったですか?
RSTの1インチコラムの、なぜかスレッドとアヘッドの両方入手してるんですが、スレッドの方がJISで、アヘッドの方がイタリアンでした。
想定外だったのでプチパニックになり困りました。
幸い、同じヘッドセットの下玉押しだけイタリアンのものを入手できたので大丈夫でしたが、もしかしてGDさんも同じ状況になってたんじゃないかなと思いまして。
それとも自分の入手したコラムがイタリアンだったのが何かの間違いだったんでしょうか?
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RSTコラム (GD)
2010-03-04 06:42:54
自分のRST用1インチアヘッドコラムはJISでしたよ!?
特注コラムの参考用に1インチコラムを購入しましたが、下玉押し部の寸法は27mmでJISでした。
(ちなみに本体に付属していたコラムはオーバーサイズアヘッドコラムでした。)
その為、ヘッドセットも「TANGE DL HDN027 1インチJIS」を使用しています。
(自分の場合は特注コラムの図面指示寸法を誤って大きくした為、下玉押し圧入の際 苦労しました…。これは自分が書いた図面のミスです…。)

う~む。自分はRSTの1インチアヘッドコラムはJISだけだと思っていました。
注文の際もイタリアンの事は、スッカリ忘れていましたし…。
(ヘッドセット注文の際はJISかイタリアンか注意してたのにな~。)

あ!それと Yahoo!フォトに画像の再アップさせてもらいました。
アドレスは、 http://photos.yahoo.co.jp/wybmg683 です。
以前と ほんの少し仕様変更しています。
(ドロップハンドルにしてクロカン仕様にしたいのですが、なにせ先立つ物がありません…。)
自分のチャリンコが参考になれば幸いです。
ではhernianoさんのMFWS-206F改の完成を心待ちにしています。(^^)
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おかげ様です (たれ)
2010-03-04 13:36:50
もうすでにヘッドパーツの工具は調達済みでしょうか。

>ところで中央に孔が開いた金属板なんて、都合の良いものがあるんだっけ?

約10cm角正方形の金属板の中心に穴が開いておりその穴の部分にナットが溶接してある金具が、ホームセンターに有りまして、
私はそれを利用して自作致しました。

また、ヘッドワン除去工具も金属パイプの先端をグライダーで4つ割りにしてつくりました。
オーバーサイズは矢崎のイレクターパイプ、ノーマルサイズはテレビアンテナのマストのパイプ(25.4φ)を利用しております。

既にGDさんが書き込んでいらっしゃるので、ご参考までに・・。

ところで、年末から組み立てているアルミオンロード専用車ですが、
自作FD台座やリヤデスクマウントも出来上がったところで、交通事故に遭い中断しておりました。

自転車にも乗れず、最近ちょっとへこんでおりましたが、
hernianoさんのブログ、特に「塗装が剥離された無垢の四菱ハイユニ轟一号の写真」に刺激され、
おかげ様でまたやる気が出てきましたので、リハビリをかねて早く完成させます。

hernianoさんと四菱ハイユニ轟一号には足を向けて寝られませんね。
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RST1インチアヘッドコラム (herniano)
2010-03-04 21:28:53
そうですか、GDさんの購入されたRST1インチアヘッドコラムはJISでしたか…何で自分の買ったコラムはイタリアンだったんだろう?
RSTのサイトでも確認したんですが、JISとイタリアンのラインナップがある訳ではなさそうでした。
ちょっと気になっているのは、コラム下端だけ削って加工されたかのように磨かれてるんですよね。
本来は1インチJISのコラムを、1インチイタリアンのヘッドに加工して装着していたものを、更に外してバラして売られていた、とか?
いやしかし、使用感は全く無かったんですよね…謎ですが、イタリアンの下玉押しを入手済みで解決してるので、まぁ良いか。
もし何か問題が起きたら、今度はショップに1インチJISのコラムかちゃんと確認して注文して交換しようと思います。

GDさんカスタムMFWS-206Rの画像のご連絡ありがとうございました。
参考にしたい部分がたくさんあるので、久々に見られて嬉しかったです。
仕様変更はほんの少しじゃなく、色々換えてるようですね~。
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自作工具 (herniano)
2010-03-04 21:50:53
たれさん、こんばんは。

自作工具の材料ですが、12月中旬にDIYショップで調達できました。
角座金という、ちょうど良いサイズの「穴の開いた鉄の板」があったので助かりました。
結構、自作工具で作業されてる方って多いんでしょうか、ますます安心です。

交通事故に遭われたとのことで、それは大変でしたね。
もうリハビリができる状況になっているとのことで、少し安心しました。
自転車イジリは楽しみながらできるリハビルになるんでしょうか、頑張ってくださいね。
もし完成後の写真をWebにアップすることがあれば、色々参考にさせていただきたいので教えてください。

ハイユニ号の塗装剥離後のフレームが、たれさんのモチベーションを上げるのに少しでもお役に立てて良かったです。
実はあのフレームを丸裸にして研磨しかけてから、もう半月以上も放置したままで進んでないんですが、こちらもボチボチ作業を再開したいです。
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