OZ.

Opened Zipper

コストダウンの手段

2006-04-27 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
先日、SPORTS DEPOの自転車コーナーでパーツやアクセサリを物色していたところ、TOPEAKの妙な部品を発見しました。
末端の形状に見覚えが…サドルバッグのクイックリリース部分と同じ形をしています。
パッケージの写真などをよく見た結果、どうやらサドルバッグのクイックリリースの金具が取り付けられないスプリングタイプのサドル向けの部品のようです。

サドルの後端にレールが無いタイプ用で、前方のレール部分に取り付けて、そこから後ろへ長く伸ばしたアームの先にクイックリリースの接続部分があるというもの。
そーか、やっぱこういう需要はあるよねえ。

自分もコンフォートタイプへサドルを交換した結果、クイックリリースの金具が付けられなくなってしまい、試行錯誤の結果、結束バンドを4本使って無理矢理サドルに固定しました。
この部品を買って付け替えようかな? と一瞬考えたんですが、600円ちょいするので断念。
今の結束バンド4本での取り付けで全然支障無いし、コストは10円ちょいです。
更に努力してうまく取り付けることができた満足感もあるため、600円強出して正攻法のパーツに換えるのは納得できんのでした。

話は変わりますが、別のときにダイソーへ自転車のエアキャップを探しに行きました。
スーパーエアバルブなる素敵な商品が100円で売ってるという情報を仕入れたので探しに行ったんですが、残念ながらそこの売り場では扱ってませんでした。
しかし100円の自転車関連パーツが色々あることにちょっとビックリ。
MFWS-206Fの標準のものと同じようなシートポストとか、シートクイックが100円で売られてます…うーん、あのシートポストのコストは100円未満ってことか。

そもそもMFWS-206Fは本体価格10800円で購入してるんですが、それでも儲けが出ているはずだから原価はもっと安いはず。
確かに中国製で鉄フレーム、チープなパーツで構成していてさまざまなコストダウンが図られているようです。
MFWS-206Fの売りとしてはシマノ製6段変速(グリップシフター、リアディレーラー、スプロケット)、メーカー不明の前後Vブレーキ、前後サスペンション(フロントサスはZOOMだったっけな)、アルミホイールといったところ。
この前グリップシフターを単品で購入したので、コレだけなら売価700円程度と分かっています。
ソッコーで交換対象になるサドルとかペダル、グリップとかってかなり安いの使ってんだろうなー、などとしみじみ思ってしまいました。

MFWS-206Fの最終的なコストダウンですが、出荷時の人件費削減も大きいと思ってます。
ウチに届けられたときには、変速機の調整はされていないため、トップとローに入らない状態でした。
またタイヤの空気圧も低かったし、ブレーキレバーはどこ向いてんのって感じだったし。
こういった部分をちゃんと調整してから出荷することを望まれる方もいるとは思うんですが、調整はお客さんにやってもらう代わりにコストダウンして安く販売してくれる方が自分は嬉しいので、ナイスな方針だと思ってます。
やはり安いってのが一番のサービスだなと。

あと、敢えて調整せずに出荷することで、ユーザー自身で自転車をメンテナンスする意識を高める効果も狙って…ってこれは考え過ぎだな。


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