OZ.

Opened Zipper

点火して危機一髪で脱出する

1998-05-12 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
ここ数日は悪天候のため涼しいのですが、しばらく真夏のような天気が続いていました。
あの時期に九州へやってきた人は、『九州の人間は真冬でもTシャツで過ごすらしい』と信じ込んでしまったことでしょう。

さて、夏が近づくと現れるのが・・・蚊。
植木があるせいなのか、単に田舎だからか、毎年夏になると大挙して攻め込んできます。

私はクモは無害なのでほったらかし、ゴキブリは宿命のライバルなので戦闘、というスタンス。
しかし蚊は苦手です・・・百歩ゆずって血を吸うのはまあ許すとしましょう。
病気さえ伝染したりしなけりゃ。

でもかゆいのは・・・かゆいのは許せない。
だってかゆいんですから。

夜半、眠りに就こうとしたときに、耳元で蚊の羽音が聞こえた日には半狂乱になります。
見当を付けて掌を振り回すけど、もちろん空振り。
明かりを点けてどこにいるか捜しても、陰に隠れています。

卑怯者め。
堂々と正面から向かってこい。
などと言っても相手にしてくれないので、部屋をそっと抜けてドアを閉めます。
蚊は中に閉じ込められているはず。

そして蚊取り線香に点火。
それを自分の部屋に置いて、また外に脱出して再びドアを閉めます。
このまま一晩、蚊取り線香の煙の中でのた打ち回るが良い。
ふふふ、勝ったな。

そして私は居間で寝ることになるのでした。
(なんか負けてるような気がしないでもない)