べらぼうに美味しい鯨を食べたの。でね、もう、この美味しさで締めるのかと思ったら、
締めはな、日本酒って決めててん(はぁと)って、満面の笑みで言うしね。
大阪駅前ビルにての、9軒目は日本酒飲めるそのお店。
零れないように、そーっと移動して軽く引っ付けて、乾杯!
この色の違いってばどうよ!?。ああ・・・・。ダメよ。ダメだわ。
この木の樽の色が融け込んでくるのか!?なんでこんな色になるの?
この色、苦手なのだな。日本酒にしても麦焼酎(芋は呑めないの)にしても、この色してるのって、
その香りにやられてしまうのだけど・・・・。お友はこれが大好物!!古酒なのだ。
それは、秘蔵酒ならしい。
兵庫県明石市の、太陽酒造さんの常温熟成特別純米原酒。
アルコール分は、18度以上19度未満。
釜で米を蒸して、木製の槽でお酒を搾る昔ながらの造り方って書いてあったので・・・・木の色??
まるでウイスキーみたいな、頑固な味。お友がウイスキーOKさんで良かったよ。
なので、こちらをメインで担当しましたよ。
岩手県盛岡市の赤武酒造さんの一回火入れの純米酒、AKABU。
アルコールは16度。とっても綺麗な澄んだお酒。
気を付けないと、すいすいイケてしまうお酒。
トマトスライスで、お口の中がさっぱりして。お酒の一口ひとくちが、新鮮になるような。
いぶりがっこは、秋田県の名産だったっけか?いぶり漬けやねん・・・。
って、ちょっと知識をひけらかしてみたのだけど、信じてもらえなかったさ。とほほ・・・。
燻ってから漬けるから、いぶり漬けで、んで、いぶりがっこやねん。
そう、これは、どこぞの飲み屋さんで教えてもらったんだ。騙されて無かったら、それが正解だし、
ああ、そうやって作ってるんや~って、妙に納得できる味なので、まぁ、良いではないか。
フレッシュなトマトと違って、こんなの食べたら、熱燗欲しくなる。
熱燗にしよ~よ、しよ~よ!って提案は却下された。
そうだな、ごもっともかも。日本酒のお店だしね、地酒を楽しむのね。地酒は冷たい方が良いらしい。
そうねそうね。ごもっともかも。ごもっとも・・・・鴨。鴨?
鴨ね、炙ったの、これがむっちゃくちゃ美味しくって、ちょいちょい飲んでたのに、
くいくい・・・って、あれ?お酒無いで。・・・・・『絶対、一口が多いねん!!』って、クレームは気にしない。
鴨がね、本当に美味しい。この際、ワインでも良いよ(はぁと)って言ってみたのだけど、
だから・・・ここは日本酒やから。って、古酒中のお友、もう1つ、注文してくれたのだ。
選んでくれたお酒は、島根県出雲市の富士酒造さんの純米吟醸、出雲富士。
出雲の地で、富士山の様に愛される、日本一の地酒を造りたいという、大きな志を込めて、
初代蔵元今岡正一さんに命名されたお酒・・・って書いてあった。
山田錦50%で16度のお酒は、ああ、さすが山田錦だ。柔らかで上品な・・・個人の感想。
もしかして・・・・鴨より和食。お魚お造りとかが合うのかしら~?なんて言いながら飲んでて。
古酒終了のお友、どんなん?って、お銚子を傾けてみたら・・・あ・・・・。飲んじゃったさ。
美味しくって楽しい大阪駅前ビル探訪も9軒でタイムオーバーとなりました。
また来ようね。って誓い合い、ご馳走さまでした~。
楠木フサヱ はなれ
大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビルB1F
TEL 06-6342-8158
営業時間 14:00~24:00 日祝は休み。
大阪市北区を後にして、堺市北区へ帰宅しましたのこ。えへ、ちょっと書きたかっただけ。