はい、どうも。天満で呑んでるよ~ってお話、6話目です。
何軒も梯子酒って好きなのですよね。場所が変わったら気分も変わる。
話題も変わるし、お酒も!お酒も変わる。
こっちは私の。岡山県高梁市の白菊酒造さんのお酒。
大典白菊 純米酒。白菊米100%使用。
白菊米って。”中支旭”ってのと、”雄町”で”菊水”が出来て、その菊水と”巴神力”で、白菊が生まれた。
だからってどうなんだ!?って感じだが、由緒正しき白菊米のお酒。
そして、お友が選んだのこちら。ええ、私もぐびっと頂きましたよ。流石、米所のお酒。
福井県福井市の常山(とこやま)酒造さんの純米酒、常山(じょうざん)参の升(さんのます)。
徳川家康の二男、松平秀康が、初代福井藩主。
その福井藩主の御用商人として、スタートしたのだそうな。
その歴史をひも解くと・・・面白い。もっと若い頃に日本史を勉強しておくんだった。
お造りの盛り合わせは、3種盛りを頂きましたの。
おまかせでも、いやいや・・・自分で選ぶ!でも、どっちでもOK。
8種(詳しくは9種)から選べる、2人で厳選した3種をお届けいたしましょう。
鱧!・・・湯引きか焼霜か選べます。焼霜で。
う・・・うっふうぉ~~!って、変な音を出しました。すまん。
この大き目カットの鱧。置いてないわ、湯引き立ての炙りでしょ。きっとそう。なんて丁寧な!
レモンをちょい・・・って絞ったならば、ああ、それだけで、いやそれが最高に贅沢な食べ方だと思った。
隣で・・・お友が何かやってるみたい、でも見ない・んで、美味しいね~!!うん、共感。
カンパチって片仮名で書いてあった。
ねえねえねえねえ・・・・。これね、カンパチか!?この脂のりのり具合。
早く食べなくっちゃ、切り口から脂が、そう、DHAやらEPAが流れでてしまいそう。
ああ。塩でも良いわ。けれど山葵をちょいっとのせて。うううううっほふっふぁは~~・・・美味しい。
ああ、途中、2回ばかりお酒をおかわりしましたのだけど、後述にして。
サゴシ焼霜
こいつは鰆になる前のやつ。鰆は岡山県人の両親の元で育った私は、馴染みの魚。
ただ、頑なに、さごしは食べないのだな。なんで!?
煮炊きしたら一緒やし、安いからさ。家では使う。ただ、生。炙ってるにしても、お造りは初体験だった。
これは・・・・ほぼ鰆ではないのか!?さごしも鰆、いや、この1切れに関しては、
そんじょそこらの鰆以上ではないのか!?・・・・あああああああ。美味しい。
さあ、なんやかんやと、呑んだお酒がこちら。
島根県浜田市の日本海酒造さんの超辛口の純米原酒。環日本海。
原酒のコク、超辛口の後味のキレキレ感覚に、本当に美味しい。
ほい、ななんだかんだ言って、殆ど私が・・・驚異の一口の多さで呑んじゃったやつ。
・・・って、私が選んだのだ。てへ。
石川県金沢市の福光屋さんの山廃純米・超辛口。加賀鳶。
加賀鳶は、江戸の昔、加賀藩江戸屋敷のお抱えの大名火消しだったらしい。
酸味と深みと・・そう、後味がすっきりキレが有るのが、私の好きな”超辛口”だわ。
えっと。お友がお肉食べたいって。このお店のおススメらしい。
自家製のスモーク焼き豚。
これは・・・むっちゃくちゃ美味しいわ!!って、皿を引き寄せるお友、
お友のお酒を引き寄せる私。・・・。利害関係が一致したって、この事か!?
ゆっくり落ち着ける静かなお店だから、ゆっくり色々お話しながら・・・しれっとあっちもこっちも飲んで。
天満って、やっぱり素敵な所ねって結論に至って。さあ、散会。ご馳走様でした。
旬の蔵 輔 ~Suke~
大阪市北区天神橋4-5-10
TEL 06-6351-3309
営業時間 火~土 18:00~翌5:00 / 日祝 16:30