現代の住宅の一般的な和室の一例

注文住宅であれ、分譲住宅であれ、新築住宅の和室は

「六帖間がひとつ」

が一般的となって久しいです。

この流れは変わらないでしょう。

和室の存在しない家すら珍しくありません。

和室といっても用途としては「リビングの延長の畳スペース」

といった感じでしょうか。

仕上げも天井・壁ともビニール壁紙（クロス）のケースがほとんどです。

先日工事が終了した新築住宅の例です。



スペックは

天井　サンゲツ　ＳＧ－５４１３

壁　　サンゲツ　ＲＥ－７５８９

床の間の正面壁　アクセントクロス　サンゲツ　ＳＧ－５４２３

ふすま紙　太陽　やわらぎ５３８　桟：スプルス　　　　です。


アクセントのＳＧ－５４２３は写真ではかなりグレーっぽく写っていますが
実際はグレイッシュな茶色です。

リビングと和室との境は戸襖三本引き込みになっていて、
写真向かって左に引き込むと一間半の大きな開口部が得られます。これはいいアイディアです。
まさにリビングの延長です。戸を閉めれば独立した和室となります。


いいとか悪いとかではなくて、林文香堂から見てどうかということでもなくて、

これが「いま」のスタンダードなのだという、ひとつの事例です。


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加賀野キャンプ2015

今年もキャンプのシーズンになった。

先週の土日に開催予定だったが悪天候のため一週間延期した加賀野キャンプ。

今週はよく晴れ、暑かったものの、ずっと心地よい風が吹き快適な二日間を過ごせた。





揖斐川の花火も見物できるとみんな喜んでいたが、川の増水のため花火は延期。
唯一、残念なことだった。

でも夜にソフトピアセンタービル１３階展望フロアから長良川と桑名、両方の花火を
見ることができてよかった。参加の団員たちも初めてのことで喜んでいた。

またキャンプ中、多くの仲間たちの来訪があったことがうれしかった。

初日午後、松本君。

夜、長谷君、大蔵さん、西脇君とその家族、

夜10時過ぎ、吉田さんとそのフィアンセ。

みんな健民少年団を愛する仲間たちだ。

ありがとう。

うれしかったよ！


蝉たちが元気に鳴く真夏の日中。

風が吹き抜ける木陰は心地よく、時計の要らないしあわせな時間を味わった。



ほんとに良い天気に恵まれた、ラッキーで快適な二日間だった。

ハチに刺される

朝。事務所の壁にアシナガバチが一匹とまっていた。

殺生をする気はなかった。

（ハエ・蚊・ゴキブリなら即座に成敗！であるが。）

ティッシュでくるんで捕まえて外へ放り出すつもりだった。

箱ティッシュから一枚を引き抜き、ハチの背後から覆いかぶせるように
つまんだ刹那！

ちくっ！

痛っ！！

右手中指の先端を刺された。

反射的に手を離す。ハチは飛び去る。ティッシュが舞い落ちる。

痛みとともに怒りが込み上げてきた。

てめえ、なにしやがる！
おれは殺すつもりはねえんだ、それがなんだ、ああ？恩をあだで返すようなことしやがって！

殺意が芽生えた。しかしハチはもういない。

今週は休み明けから連続、ずっと現場仕事だ。今日も明日もだ。
クロス工事は手を使う。水も使う。糊も付く。

どうしてくれるだ！仕事に支障があったら！大切な商売道具を！
指先が腫れてぼんぼこぼんになったらどうすんだ！おれの黄金の右手中指を！！

ハチにしてみれば本能的な防衛行動か。

対する無知な人間の、単なる 「親切心が　あだ」 か。

さいわい黄金の右手中指は腫れも痛みもなく、仕事に支障もきたさなかった。

だからハチに対する憎悪は、今は無い。

許してやることにする。

ウルトラホーク１号！

ついにウルトラホーク１号が完成した。感激！

ウルトラシリーズに出てくるたくさんのヒコーキの中でも最もかっこいいと思う。



直線的なデザイン、バランス、カラーリング、すべて申し分ない。

上から見たところ



下から見上げたところ



テールエンドもかっこいい



思わず、きいぃぃ～ん　と声が出てしまう・・。


しかもこのモデルは３機が分離・合体できるところが感涙もの！

アルファ号


この翼で揚力が得られるかなどと言った話は一切してはいけない。

ベータ号



ガンマ号



２機のみ合体させてみることも可能。





どう組み合わせてもかっこいい。





しばし眺めてうっとりするコドモ大人の時間なのであった。

お客様宅に上がらせていただく、ということ。

ふすまの張り替えをお預かりするため伺った木戸町のお宅。
ご主人はお茶とお華の先生だ。

「朝から暑いですね。どうぞ、まず一杯飲んでから仕事してください。」

おっと！私はその流派をまったく存じ上げない。一瞬緊張。

しかしご主人は茶席ではなくリビングのテーブルに私を招き、
ご自分はキッチンに立ってお茶をたててくださった。
緊張の糸がほぐれる。

お菓子の最中をいただき、お抹茶をいただき、会話を楽しみ、仕事に移る。
私の仕事のさまをずっと興味深げにご覧になる。
時折、いろんな質問をされる。

私は手を休めずに、それらの質問になるべくわかりやすくお応えしながら
（家に上がらせていただく仕事というのはこういう時間が非常に大切なのだな）
とあらためて思った。

手を止めてもだめ。しゃべり過ぎもだめ。無口、無愛想もだめ。
道具の扱い、所作にも気を配る。

お客様は期待している。

その期待や希望を絶対に裏切ってはいけない。

期待値を１００とすれば、私は１２０の仕事をしなければならない。

お客様宅に上がらせていただくということは

アーティストがステージに上がるようなものかもしれない。


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町内の太鼓台を修理

先週末から連日蒸し暑いこと！
気の早いアブラゼミがもう鳴きはじめています。

夏祭りシーズンが近づいてきました。

地元の新長沢町では今年も盆踊りが開催されます。

先日、自治会長がおみえになり

「林っさん、太鼓の台、壊れてまったで直してもらえる～？」

昭和５５年製の年期の入ったもの。太いフレームが一本割れていました。

ほぞ組みで造ってあるので分解ができます。修理をお引き受けしました。

「１８日の安井まつりで先に使いたいで、それまでに頼むで！」

「わかりました！」

幸い当社には技術・人柄ともに秀でた木工職人さんが外部ブレインとしています。

ヒノキ材できちんと直して出来上がってきました。

太鼓と接する部分にパンチカーペットを接着して完成です。





昭和５５年といえば自分は高校２年。超複雑な年頃だったとき。そんなことはどうでもよくて、

この先、何年使っていただけるか。

制作者ではないですが、修理に携わった人間として期待感をもっています。


壊れたから捨てる、買い替える、とかでなくて、いいものは直して永く使う。

そういうスタンスのほうが好きです。


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昔懐かしい鉄板焼きイタスパ！

近所の馴染みの居酒屋「　天　」のおすすめメニューのひとつです。

ボリュームあり、美味しい、お値打ち、良心的。

地域のミニコミ誌に広告掲載をしないので店の存在はどちらかというとマイナー。

個人的にはおすすめの店です。



居酒屋　天

大垣市　恵比寿町南８－１４－１

電話　０５８４－７８－０６１０　

健民少年団の卒団生が受賞！

小学生のときに健民少年団に在籍し、現在高校生のタカユキ君が
大垣市から「大垣市民大賞」を受賞し、
受賞者のひとりとしてその名前が新聞に載りました。

私は朝食をとりながら新聞を読むのが日課で、
彼の名前を見つけて思わず「おおっ！」と声をあげ、
さっそく彼の母親にお祝いのメールをしました。

ほどなく母親から返信があり、文中に、
「健民少年団での経験は合宿等にも活かされているようで
　頼もしく感じることが多いです。」
とありました。

指導者冥利に尽きるうれしい言葉でした。

タカユキ！オリンピック目指して頑張れ！

応援しとるぞ！

ウルトラセブンＶＳパンドン

日中３０分ほどの空きができた。
ふらりと寄ったショップで、ガチャポンよりでかいスケールの改造パンドンを見つけ
速攻で買った。中古なので１６２円だった。
細部までリアルでたいへんよろしい。



パンドンはウルトラセブン最終話「史上最大の侵略　前編・後編」に登場する。

前編（第４８話）、セブンのアイスラッガーで左腕と右脚を失うも、
メカのパーツを付けて復活、後編に再登場する。
造形としては全然かっこよくないが相当な猛者だ。
おそろしく短足なくせに、その足で何度もセブンを蹴り飛ばす。

後編（第４９話）ではセブンの放ったアイスラッガーを右手で受け止め
（普通はこの瞬間右手がぶっ飛ぶはずだが）、
奪ったアイスラッガーを振りかざしセブンを苦境に追いやる。
しかし最後はアイスラッガーの返し技を喰らって首を落として絶命する。

満身創痍のモロボシ・ダンは自分の正体がセブンであることをアンヌに告白し、
ゴース星人に捕らわれたアマギ隊員を救出し、パンドンを倒し、
Ｍ７８星雲に帰って行った。

ウルトラファンに語り継がれるセブン最終話。

脚本　金城　哲夫
監督　満田　穧
特撮　高野　宏一
昭和４３年の作品だ。








１６２円の買い物でしあわせ気分になれるとは。

自分はなんと安上がりな男であることか。

猫の爪にふすまは勝てない。

猫の爪、ねずみの歯にふすまは勝てません。

近年家の中でねずみを見ることはめったになくなりました。

でも家猫はいまでも多いはずです。

極端な事例に遭遇しました。

とある会社の社宅。

猫、やりたい放題。





段ボール下地の量産品ふすまでしたので、下地までイッてました。一部は貫通して穴になっています。

まるで立体的な帯柄のよう。ここまで見事に放置されたふすまを見たのは初めてです。

住人はたいそう猫を愛していて、猫が何をしても怒らない、心の広い人だったのでしょう。

別の部屋のラワン材のふすま桟も強烈に削られていました。





この部屋の住人と猫は引っ越しをして、次の住人（社員）の入居が
決まったということで、張り替え・作り替えをすることになりました。

写真の量産品ふすまは当然、新品に作り替えをしました。。


以前に大垣市内のあるお客様から、

「近く法事があるので、猫に引っかかれて破れたふすまを張り替えたいが、
　また張り替えても同じことになると思う。なにかいい考えはないか。」

というお問い合わせをいただいたことがあります。

ふすまのある部屋には猫を入れない、というのがひとつの答えですが、
仏壇があり、ご家族の居間も兼ねるその和室に猫を入れないというのは無理です。
実際いままでもそうして猫と一緒に生活してこられたわけですから。

お客様のご家族といろいろ相談し、
結局、木目系の柄のポリ合板を張ったフラッシュ戸に４本とも取り替えました。。


ふすまは基本的に木と紙で作られています。

猫の爪に負けない素材で作ろうとすると、それはふすまとはいえないものになるでしょう。

下の写真は現在販売中の、ある分譲住宅の和室です。

和室というより「畳敷きのリビングの延長の部屋」です。

ふすまは一本もありません。入口も押入も建材メーカーの既製品が入っていました。






猫のせいではないのでしょうが。。。



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