大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

健民少年団 長者の里キャンプ2024(2)

2024年08月27日 | 健民少年団
山のキャンプは下界では見られない生き物たちとの出会いのチャンスでもある。
私はわりと昆虫には詳しいほうなので、できる限り子どもたちに教えてやりたい、貴重なシーンを見せてやりたい、
と思っている。前回のキャンプでアブラゼミの羽化を見せてあげられたことはとても良かったと思っている。

写真に残ってはいないが今回、子どもたちに教えてあげられたのは
オニヤンマの産卵シーン、大量のアキアカネの乱舞、クワガタのメス、アブとハチの違い、林道に現れた猿。

写真におさめられたのは、

ナナフシ(突然、私のTシャツの背中にくっついた)



サワガニ(なぜかテントとブルーシートのあいだから発見された)



ヤママユ(過去の遭遇と同じ、トイレの窓に)



そのほか、カマドウマ、エンマコガネを夜に見た。鹿の鳴き声を深夜に聞いた。どれも下界では滅多にお目にかかれない。

環境の変化を思った。
初日は暑く夜も風がなく蒸し蒸ししていた。照明に群がる虫がほとんどなく蚊に刺されることもなかった。
二日目、大雨が去ったあと涼しくなり照明に蛾が飛び回った。ヤママユもこの夜に撮った。
アキアカネの群舞はこの日の夕方。カマドウマもエンマコガネとの遭遇もこの日の夜。
深夜にトイレに行った伊藤リーダーは外灯の下にでかいヒキガエルがいたのを見て驚いたと翌朝聞いた。虫を狙っていたのか。
(私がそれを見ることがなくて良かった。ほんとうに良かった。)
虫たちは気温に敏感で、暑すぎると活動を停止するという。
二日目の大雨が去って涼しくなったとたん動きだしたのではないか。
となると今年の猛暑は虫たちの活動範囲をかなり狭くしているのではないか。

数年前は一枚着ないと寒いと感じるくらいの夜が幾度もあった。ついぞ今年は蚊取り線香を焚くことがなかった。
長者の里キャンプも20年以上やっていると、鈍感な人間である自分でさえ日本の亜熱帯化を実感せざるを得ない。

自分が子どもだった頃の日本の夏に戻ったらいいのになー、と強く思う。






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