大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

大晦日2014

2014年12月31日 | 日記
今年の大晦日も朝から料亭の障子の張り替えを行ない、
張り終えた午後から、やっと実質的な正月休みに入った。



一年が過ぎるのがとても速く感じ、
そのスピードは年々速くなっているような気がする。

29日は小学校時代の友人6名が集まり「竹馬の友の会」を開催した。
ほんとうによく飲みよく食べよく笑った。
最高に楽しいひとときだった。
ここにK村とM山が加わればもっと楽しかっただろう。次回に期待したい。

30日に障子の張り替えを納品したお宅の奥様から
「少年団の指導者をずっとやってらっしゃるのね、立派だわ」と
お褒めの言葉をいただいた。ホームページを見てくださったのか。
恐縮してしまった。でもうれしかった。

大学3年の息子に彼女ができたようだ。本人から29日に発表があった。
海部郡方面に住む娘らしい。
小柄で髪が長くかわいい娘、かどうかは知らない。

年が明ければ常滑の新築住宅、市内の新築住宅の内装工事がスタート、
そのあとは年度末3月まで仕事に忙殺される日々が続くだろう。
3月あたりどんな状況に陥っているか。
想像もしたくない。

今年は社員が一名退社するという大きな出来事があった。
彼も次の職場でガラスやアルミを相手に頑張っていることだろう。

彼の退職の前後はいろんなことが重なり大変だった。
会計事務所、商工会議所、社会保険労務士事務所、銀行、金融公庫
いろんなところへ行った。

一名の欠員を埋めるため自分が現場作業に出る機会が増えた。
これは必然。
しかし本来自分がすべき「仕事」の時間に食い込んでくるので
コントロールが難しい。
優先順位はまず「工期」なので。

だが自分も社員も事故やケガがなかったことを純粋に喜びたい。
うちのクルマたちも壊れずによく走ってくれている。

今夜から正月3日まではダラっと過ごすとしようか。

来年もコツコツとまじめにやっていこうと思う。


最後になりましたが、
当ブログを見に来てくださっている皆さん、どうもありがとうございます。
どうぞすこやかな新年をお迎えください。
来年もまたよろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正信偈(しょうしんげ)

2014年12月25日 | 日記
林文香堂のファン客さんだった近くの町内の正一っつぁんが
今年亡くなった。80をとうに過ぎていた。

仕事の依頼は電話ではなく自らホンダスーパーカブの乗って店までみえた。
ふすま、障子、あみ戸、衝立、アルミドア、いろんなお仕事をさせていただいた。

今回は息子さんから、洗面脱衣・土間への出入り口ドアが閉まったまま開かなくなった、
と緊急の修理依頼を電話でいただいての訪問だった。

朝、さっそくお伺いし正一っつぁんの奥様とお会いして状況を確認した。
ドアノブの老朽化による故障だった。。外して新品と取り換えることにした。

正一っつぁんの奥様は杖をついてゆっくりした足取りで、
「目も耳も悪うなってまって・・」
「今はこの家もわたしひとりが住んどりますで・・」
と言いながら食堂のいすに座り、私が作業をするかたわらでご主人が亡くなられたときのことを
順を追ってゆっくりと話された。

正一っつぁんご自身のお母様の法事を控え、障子を張り替えなあかん、と
気にされていたらしい。
会話をしながらお互い涙ぐんでしまった。

私は正一っつぁんの死去を新聞のお悔み欄で知ったがお通夜も告別式も行っていなかった。
作業が終わり、後片付けをして、奥様に、
「お参りさせてください」 とお願いした。

客間の8帖間を抜け、西の8帖の座敷に通していただいた。
空気がとても静かでひんやりしている。
奥様は仏壇のろうそくに灯をともし。線香をつけてくださった。

静かな時間がゆっくりと流れる。

手をあわせるだけでは足りないと思い、
「正信偈をあげさせてください」 と申し出た。
こんなことは初めてだった。
が、そうしたいとそのとき強く思った。

正信偈をあげた。
いままでにないくらい大きい声でお経を読んだ。

奥様は私の斜めうしろにずっと座って両手を合わせてみえた。

お経を読み終え、両手をを合わせた。
奥様と私とで
「なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ・・」と静かに何度も唱えた。

「ありがとうございます。主人もきっと喜んでいます。」と
奥様は言ってくださった。
ありがたいと私は思った。よかった。やっと正一っつあんにお参りすることができた。

正信偈は歌のようだ。とあらためて思った。

障子の張り替えは春、あたたかくなったら行なうことになった。

9時近くなった冬の朝はよく晴れていて、まだとても冷えていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス合宿2014

2014年12月23日 | 健民少年団
大垣市青年の家で一泊二日の恒例のクリスマス合宿をしました。

部屋の飾りつけ、ペーパークラフト、食事づくり、楽しい食事、

大垣公園イルミネーション見学、入浴、ビンゴ大会、プレゼント交換、

ケーキづくり、と盛りだくさんな内容でした。



参加団員も小2小3のちびっこ女子たち、おませな5年~中学の女子たち、
久しぶりの参加で同窓会状態となった中1男子たち と多彩な顔ぶれでした。

楽しい中にきびしさがある、集団生活の規律・マナーなどを体験する。
家を離れて泊まる。自分の身の回りのことは自分でする。。

合宿は貴重な場だと思います。

今回も無事終わりました。

各班の自作デコレーションをご披露しましょう。




きれいにできました。おいしそうです。






いちごはカットしてから乗せるのだとか。なるはど。







異様に仲のいい中学生男子チーム。
こいつらは毎年クリームを乗せすぎる。でもぺろっと食べてしまう。



みんないい顔してます。
団員たちの笑顔を見ると、やってよかったと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住宅の壁紙 最近のヒット商品

2014年12月19日 | 内装工事
サンゲツ リザーブ RE-7446

これが最近連続して採用となっています。



マットなグレイッシュホワイトのアンティークウッド調。

一軒はリノベーション住宅の2階八帖洋室、お嬢様の部屋に。

一軒は新築住宅の2階三帖間、奥様の和裁の部屋に。

一軒は来年2月施工の新築住宅の2階六帖洋室。

この壁紙の雰囲気は女性が好むのでしょうか。

無難な無地ではつまらないとお考えなのでしょうか。

壁紙選びは趣味の世界。

あなたの部屋、あなただけの空間を、楽しみましょう。

喜んでお手伝いさせていただきます。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ<
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の朝

2014年12月18日 | 日記
やっぱり積もった。予報通りだ。

15センチくらいの積雪か。

空はよく晴れているので早く融けるだろう。

長靴・角スコ・軍手 で雪かきをした。

すぐ身体があたたかくなった。

晴れた雪の朝はきれいだ。




庭の植木にもこっぽり雪が乗った。

雪化粧を通り過ぎて、美しくない。重たそうだ。



しかし、雪はいらんなあ。

スキー場にだけ降ればいいのに。

と、いつも思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母校の誇り。喜び、感動。

2014年12月17日 | 日記
2014年ノーベル物理学賞が名城大学の赤崎 勇教授に贈られる
というビッグニュースが10月7日、日本中に流れた。




それは名城大学の名前が世界を駆け巡った瞬間でもあった。

先日、母校から開学90周年の募金協力の趣意書が送られてきた。
中に赤崎教授の功績をたたえる立派なリーフレットが同封されていた。



「はやりの研究にとらわれず、やりたいことをやりなさい。それが一番。」

という言葉が印象深い。

あまりにもリーフレットの写真がかっこよかったので一枚撮らせていただいた。
たいへん温和な顔をしていらっしゃる。

自分も名城大学(文系)の卒業生であるが、めったに人にそれを言わない。

言ってどうなるわけでなし、出身の高校や大学の名前など無意味だ。

大人として、男として、社会に出てからが勝負だ。

そのことは現在学生をやっている息子や娘にも言っている。

名城大学の卒業生は18万人を超えるらしい。

卒業生のひとりとして純粋に思う。

「おめでとうございます」。

青色LEDの技術や応用によって15億人以上の人びとの生活の質が向上したという。

なんと素晴らしい!

私も仕事を通して人びとの生活や社会にさらに貢献したいと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014大垣市 初積雪

2014年12月14日 | 日記
べたべたの雪が積もった日曜日。

新築住宅の内装工事が予定工期より一日遅れている。
だから朝から現場に出た。職人二人とともに。
なんとか今日終われそうだ。

垂井町の現場敷地はくるぶしあたりまで雪があった。
長靴を履いてくるべきだった。



めどがついたので先に現場をあとにした。
セブンイレブンでホットコーヒーを買い、
車内で「LED ZEPPELIN Ⅲ」を聴きながらしばしホッとし、
衆院選の投票に行き、事務所に戻った。


昨夜は庭師さんと仏壇屋さんと私とで「牛味噌鍋会議」を開催した。

三社の共通点は「和」だ。

あっというまに4時間が過ぎた。

有意義な会だった。

地域と客層を吟味して来年あたらしいアクションを起こしたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーベル賞。偶然。あるいは紙一重。

2014年12月11日 | 日記
日本中がノーベル賞に沸いている。
素晴らしい栄誉。誠におめでたいことだ。
世紀の大発見は実験中の偶然があったからこそ、とのことらしい。

先だっての御嶽山の噴火。
山頂付近にいた人々の生死を分けたもの。
それも偶然だったと言っていいのかもしれない。

地震、津波、電車の脱線、トンネル崩落、土石流、工場の爆発・・・

もっと卑近な例でいえば、
建築現場で、あるいは車の運転中、ヒヤッとした経験のある人は
自分のみならずおそらくたくさんいることだろう。

ちょっとの差で大けが・大事故。

建設業における安全衛生に関する教育の中では必ず
「ヒヤリ・ハット」
という言葉が出てくる。

ピラミッドの頂点が1件の死亡または重症災害とした場合、
その底辺には、約300件の無傷害事故(ヒヤリ・ハット)が存在する、
といわれている。

ケガなく事故なく、が当たり前の毎日を、自分を含めてまわりの人もみんな
送っているが、実は紙一重のあやうい連続の中をかろうじて生きているだけなのではないか。

一寸先は闇。

転ばぬ先の杖。

やはり今日一日を事故なくケガなく終われたことを素直に喜ばなければいけないのではないか。
感謝しなくてはいけないのではないか。

一日現場作業を無事終えて帰社し、NHKニュースでストックホルムの様子を見て、
今夜は以上のようなことをとめどなく思い考えた。

また明日がある。明日の明日もある。

だから今夜も仏壇に向かって手を合わせる。

だから今夜も酒を飲む。

それでいいんじゃないか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大奥様

2014年12月09日 | 日記
若奥様とは全然ちがう。世間一般の奥様ともちょっとちがう。
すごいリッチな方だから。
世代的には私の母親くらいだ。
だから大奥様と表現するのがこの場合いちばん平易でしっくりくる。

近くにお住いの、とある大奥様からふすまの修理依頼をいただいた。
久しぶりにお会いする機会となる。

さっそくお伺いしてインターホンを鳴らしたのち玄関から「ごめんくださ~い」声をかけると、
すこしして、奥から大奥様がいらっしゃった。

「やさしい声なのね、遠くにいると聞こえないわ」

「すみません。声が小さかったですね・・」(さすがでかい家!)

「すこし雰囲気が変わったわね」

「おととい床屋に行ったばかりなんで・・」(歳とったからです!)

うむむむ、緊張しているぞ。

15分くらいで作業を終え、道具を片付けようとしていると、

「お茶でも飲んでいってちょうだい こちらにどうぞ」

シックで広大なリビングに通された。

ううう、また緊張してきた。

作業時間より長く大奥様と歓談させていただいた。

ふいにダイニングテーブルの上に置いてあった大奥様のケータイが鳴った。

チャンス!もう充分お話させていただけたし、この機に帰らせていただこう!

「いま、あなたもよく知っている男性とお茶を飲んでいるのよ
 近くにいるのなら今から来ない?」

あひいい、電話の相手は誰だあ?
ある『大奥様』の顔が浮かんだ。

いらっしゃったのは私の予想とは別の『大奥様』だった。
こちらの『大奥様』とは何度もお仕事をさせていただいていて、まだ気楽に会話ができる。
すこし安心した。

「ごめんなさあい、わたし今日は急いでいるの」

大奥様おふたりと私という奇妙な構図は10分足らずで終わりとなった。(ほっ・・)

「ありがとうございました。では私もそろそろここで・・」

このタイミング(!)で私も腰を上げ、丁重にご挨拶し、帰らせていただくことにした。

しかし。

大切なお客様であることはまちがいない。
私と私の会社・その仕事に対し好意的でいてくださることもまちがいない。

今の時代、いちばんお金を持っていいる世代といってもいいかもしれない。

本音あるいは本性が極めてわかりにくい方たちでもある。
考えてみると、こういった『大奥様』を私は何人も存じあげている。

表面的にでもいい。
仕事という接点だけでいい。

大切に長くお付き合いさせていただきたい方たちである。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ<

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーテンプランニングがきっかけで受注!

2014年12月03日 | 内装工事
住宅の大規模リフォーム物件に取り組んでいます。
躯体のみを残してのフルリフォームです。ほとんど新築です。

工事はいよいよ終盤にさしかかっています。

クロスの柄決めにあたり、監督から施主様への提案用にプランニングボードの
作成依頼を受けました。

クロスは私が選定し、サンゲツ岐阜営業所の営業の平瀬さんにボード作成を依頼しました。

このとき平瀬さんから「カーテンの提案もしましょうか」と持ちかけられました。

「せっかく作ってもらって受注できなかったら申し訳ないな。」

「いえいえ、何かのきっかけになるかもしれません。提案させてください。」

ということで、監督からの指示はなかったものの、カーテンのプランニングボードも作成してもらうことにしました。
こちらは100%名古屋支社のコーディネーターにまかせました。

ボードはとても目を引くきれいなものでした。さすがサンゲツです。



見積書とカーテン生地見本とカーテンレールの現物サンプルをあわせて提出しました。

数週間後。
監督を通じて施主様が前向きに検討中であることが告げられ、そして昨日、ついに受注が決定しました。
品番はすべて「Mine」見本帳からのものです。

施主様にはお嬢様がみえて、お嬢様の好みでカーテン生地はかなり変更されていましたが、
もともとは提案ですから、そんなことは関係ありません。

施主様と監督との人間関係、施主様の会社と建設会社との関係など、
背後にプラス要因が存在したのは紛れもない事実です。

が、提案なくしては何も起こらないわけで、今回の受注は提案による勝利です。

平瀬さん、ありがとう。

近いうちに昼飯おごらせてもらいます!


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ<


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする