2013年11月末日。

とても忙しい。
しかも去年とは状況が全然違う。

新築住宅が、しかも注文住宅が多い。
大工さんをはじめ、各業種、職人が足りない。追いつかない。工期がない。

消費税率アップ前のせいだろう。
住宅関連業種のみんなはこの駆け込み需要後の落ち込みを早くも心配しつつ、
今は目の前の物件をなんとかせんがため日々奮闘努力している。

家は施主さんにとっては一生に一度かもしれない大きな買い物。
それは我々にもよくわかる。
だから一棟ずつ丹念にきちんと仕上げたい。
しかし工期という魔物が「早くやれ」と言う。

我々は下じもの弱き者。命令には従わなければ。
明日から師走だが、日曜返上で頑張らなければならない物件を複数かかえている。
「やるしかない。」
この思いは大工さんも、我々も、あと工程のみんなも同じだろう。
元請の監督さんたちももちろん。

11月は自分の誕生月でもあり、秋はいちばん好きな季節である。
だからこの季節特有の夕焼けの美しさや、紅葉や、食べ物や、秋に似合う音楽など、
いろいろとじっくりゆっくり味わいたいときである。

しかしながら自分と会社を取り巻く状況がそうさせてはくれない。
これは仕方が無い。

ポールマッカートニーのコンサートを断念したことはまさに痛恨の極み。
自分の人生の年表に刻まれる残念な出来事だった。

昨日のお庭のもみじや、車の窓から見るきれいな夕焼けや、食後の甘い柿に、
短い時間せめてもの去り行く秋を感じながら、
まだまだ幾つものヤマ場を控える明日からの師走を頑張って乗り切りたいと思っている。

この秋一番の紅葉に出逢う

今年いちばん冷え込んだ朝、８時半から赤坂のＹ様宅にて
お庭の腰掛待合の和紙腰貼りの貼り替えにうかがった。

近日、大切なご来客があるとのことらしい。
当社のベテラン職人川添と二人で手際よく貼り替え作業をおこなった。

きれいな貼りあがり。
九寸二段貼り。

ちょうどお庭の紅葉がきれいに色づいていて、
冷えた朝の空気と晴れ渡った青空とがあいまって、
それはそれは美しかった。

このところ忙しさのあまり、季節の移ろいも、晩秋の木々の色づきも
じっくり感じ、味わう余裕がなかった。

ユンボのエンジン音もエアコンプレッサーやインパクトドライバーの音も無い静かな時間。

いつもこんな静かな落ち着いた状況の中で仕事をしたいものだ。




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今年一番の冷え込み

今朝はいちばんの冷え込み。

あたり一面、霜がおりていた。





いよいよ冬の到来だ。

師走２９日、安井小学校時代の旧友たちが集う「竹馬の友の会」が開催されることになった。

いまから楽しみだ。

頑張ってあとひと月仕事しよう。

青春万歳！

高校３年の娘がひと足早く短大の合格を得た。
よかった。やれやれだ。
来月の吹奏楽部の定期演奏会ではのびのびと演奏してくれることだろう。
期待したい。

最近当ブログにあまり出てこない大学２年の息子は
よさこいのチーム「夜宵（やよい）」に所属して踊りまくっている。

部屋に写真が貼ってあったので撮らせてもらった。



上の白黒写真の真ん中あたりででかい口あけて何やら叫んでいるのが息子だ。

そして思ったとおり、チームの中で彼女を見つけたらしい。
やっと彼女できたか。すこしほっとしている。

まあなんにしても、子どもたちには青春万歳と言ってやりたい。

住宅建築業界が大変

消費税率アップの影響だろう。
増税前に、と住宅のような大きな買い物をする人が増えている。

住宅メーカーの営業もこの機会に是非と頑張って契約を取ってくる。
新築住宅の着工が例年より明らかに多い。
戸建て注文住宅が目立つ。

追随して分譲住宅の新築や・リフォーム物件も増えている。

しかし大工さんの数もクロス職人の数も増えてはいない。
だから当然、職人不足になる。

もうすでにあちこちで進捗の遅れが出ている。
大変な状況だ。
営業と現場のバランスが崩れている。

無論、当社に限ったことではない。
業界全体、全国的な傾向だろう。

そして、このまま年末・年度末に向かっていくと思われる。

とても不安だ。

ひと山越えました。

家じゅう珪藻土クロス550ｍ。
吹き抜けあり、天井上がり目地、窓枠三方巻き込み、斜め天井あり、化粧梁露出、
オマケに工期がないという
とんでもない現場が、今夜８時半クロス工事を完了した。

応援も入れて、職人４人と私とでやっとギリギリ終わることができた。
現場を出るときは電気屋さんの職人３人と同じ時間だった。
電気屋さんごめんなさい。

ほんとにやれやれだ。ひとつ肩の荷が下りた感じだ。

今朝の段階では、今日中に終われないかも、
終盤では、材料が足りないのではないか、
というドキドキの連続だった。

結果、なんとかなった。超ラッキーだった。

昨夜、取引先銀行の元支店長のお通夜に行った。
がん。５５歳。あまりに早すぎる。お通夜はものすごい人だった。
元気だったころの姿が今も目に浮かぶ。
Ｍ元支店長は当社が苦しいとき融資で助けてくださった方だ。
そのご恩は忘れることができない。

そして今日、Ｍ元支店長は灰になった。
同じ日、苦しい現場が完遂し、別の工期のない現場は明日から外注職人が入る手配がついた。
うれしい二つの事がらはまるで奇跡のようだ。
超多忙なこの時期これは決して大げさな表現ではない。

私はこの二つの奇跡的な事がらをＭ元支店長からのプレゼントだと思っている。

また助けていただいてしまった。ほんとにしょーもない社長でごめんなさい。
目が潤んでいる。
Ｍ元支店長、ありがとうございます。明日からまた気を引き締めて頑張ります。

南無阿弥陀仏　南無阿弥陀仏　南無阿弥陀仏。。。

吹き抜けのある家

連日苦戦しております。

リビング中央に立つ単管足場・・



上空にそそり立つ足場。2600角の吹き抜けが・・



・・遥か上空まで。1階の床からの最大高さ6ｍ50cm！



しかも天井・壁とも珪藻土クロス！

化粧梁露出。勾配天井。天井上がり目地。窓枠三方巻き込み。工期もない。

施工者にとっては過酷な条件。すでにふくらはぎ筋肉痛。ときどき腰がピキッとなる。こわい。

でも頑張るしかありません。

美しい完成後の写真はまた後日。。


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さよならポールマッカートニー

親愛なるポール。

１８日の東京ドームでのコンサートに諸事情により行けなくなりました。

ずっと、すっごく楽しみにしていたのに。

５０になった自分へのプレゼントのはずだったのに。

万難を排してはせ参じる予定だったのに。

ナマのあなたに会う最初で最後（失礼！かも）のチャンスだったのに。。

私の代わりに川崎に住む私の妹婿が行ってくれることになりました。

これでよかったのだと思うことにします。

あなたのＤＶＤとＣＤでコンサートに行った気分になることにします。

私は小学５年生のときからあなたとビートルズのファンでした。

これからもずっとファンです。ずっと元気でいてください。

そしてまた（できれば来年）日本に来てください。

そのときはぜひ名古屋で演ってください。

そしてそのときはぜひ「ビーナス＆マース」と「ロックショウ」と「ジェット」を演ってください。

次回は必ず行きます。

ではまた。。

アクセントクロス実例（1）

アクセントクロスというと、とかく「壁」を連想しがちですが、
天井の色を替えるというのも、もちろんありです。

ただし連続した平面の天井を貼り分けるのは不自然さがあります。

今回のお宅はダイニングキッチンの天井がリビング側天井より１０センチ下げられており、
天井目透かしの目地で見切りが入っています。

ナチュラルな茶系の織物調無地クロスがダイニングキッチン天井に貼られています。



天井クロスは、サンゲツ　ＲＥ－２４７２

リビング側の天井はオーソドックスな白。サンゲツ　ＲＥ－８６３２　です。

フローリングや建具がバーチ系色なので全体にナチュラルないい感じになっています。


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大垣商業高校吹奏楽部定期演奏会2013【告知】

第３７回となる今年の定演の日程が決まりました。

１２月２１日（土）

１２月２２日（日）　の二日間です。

３年生の娘はいよいよファイナルステージ。

６年間の吹部生活の集大成の日となります。


よろしければ皆さんお誘い合わせの上ぜひお越しください。