珍しいホトトギスとか花が終わった後の実(種)などです。
実だけ見ると 「 なんだろう? 」と思い、図鑑をめくったりnetで調べてみたものです。
【 ホトトギス 】
1) キイジョウロウホトトギス 百合科 ホトトギス属
黄色く、とても上品な花は、雑草に囲まれた坂で咲いていました
以前 鎌倉で見たことがありますが、今回は大船植物園フラワーセンターです。

2) キイジョウロウホトトギス
特設の棚にあったので、葉の傷みもなく綺麗でした。

キレンゲショウマに似ていますね
3) 白いホトトギス 百合科 ホトトギス属
山地の崖などやや湿ったところに生える多年草で 北海道(西南部)本州、四国、九州に分布する

4) 台湾ホトトギス (台湾原産)
ホトトギスの中ではやや強い光線に耐える丈夫な花
強い性質を活かし、交配によって様々な品種を作り出す元ともなったそうです

5) 薩摩ホトトギス
東アジアを中心におよそ20種が分布し 毎年花を咲かせる多年草 九州固有の品種です

【 フウセントウワタ 】
ガガイモ科 フウセントウワタ属
(左):花はイヤリングのようで可愛く、(中):ハリセンボンのようなとげのあるユニークな果実
(右):果実が成熟すると縦に裂け、ワタというよりシルクのような毛のついた茶色い種が飛び出します



【 センニンソウ と花後の果実 】
以前 散歩中に出合ったセンニンソウを投稿した時ブロガーさんから下記のコメントをいただきました。
「花が散ったあと、果実ができますが、それが老人のヒゲのようになります。
是非、花後、もう一度ご覧になって下さいね。」
同じ場所ではなかったですが、確認出来ました。 嬉しい繋がりです。


11) シモバシラの花 シソ科 シモバシラ属の多年草
枯れた茎の根元に霜柱が出来るのが理由の花名。
冬に地上部が枯れてからも、枯れる前と同じように 地中の水を吸い上げて茎の上の方まで送り続け、
茎のちょっとした割れ目から水がはみ出して外気に触れて「氷」になり
2年前 「氷の花」が咲いているような自然の造形美をフラワーセンターで見ることが出来
感動したことを思い出します。


12) ガンクビソウの実
ヤブタバコとよく似ているので、間違っているかもしれませんが
煙管の頭のようなので、ガンクビソウだと思います

13) 数珠玉 インド原産のイネ科の植物
実を糸で繋げてネックレスにして遊んだり、お手玉の中に入れたりして遊んだ記憶があります。

14) きじゅ(カンレンボク)
強い生命力と多くの実をつけることから、子孫繁栄にたとえられる喜びの木として喜樹(キジュ)と呼ばれています。

<感想> 綺麗なお花の後にできる実や種、枯れた姿を見ると不思議な思いをします。
すべて 子孫を残すための現象なんですね~♪
訪問有難うございます。