ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

農業機械を展示会で見る

2009-12-01 09:26:59 | 家庭菜園・庭・花 
近所の親父さんに誘われて、ある農機具メーカーの展示会に行った。
そこは広い公園と駐車場で、各地から貸切りバスで集まって来ている。
農機メーカーのトラクター、コンバイン、田植え機などの新型農機に加え
て、関係する機器メーカーの製品も展示してある。
食べ物の屋台がいろいろ出店していて、金券で自由に昼食が選べる。
焼き鳥などがあっても、アルコール類が無いのは仕方のないことだ。
でも、秋の収穫祭的な楽しい雰囲気は、お祭り的イベントになっている。

昔、農機メーカー各社は競争で招待旅行や工場見学会を実施してきた。
その後も機械化が進む中、接待手法は合理的な展示会形式になった。
各メーカーは、地域の支店ごとにお客様の囲い込みを戦略としている。
支店や代理店はお得意様を、定期的に自社の機械展示会にお誘いする。
参加客には受付番号が付与され、その番号で何処の支店の誰かが判る。
来訪者の人数把握や抽選会などで便利に使うが、顧客管理でもある。
会場では新しい機械の魅力を示して、楽しませながら購買意欲を伺う。

展示会の機械を見て云えることは、農業機械の大型化と精巧化である。
大型化は、強力化とスピード化で、精巧化は、自動化と高性能化だ。
特に、米づくりでの機械化はめまぐるしく、価格は高騰化している。
ほとんどの作業が機械化自動化され、高齢者でも農業が続けられる。
機械のお陰で「早く」て「楽」に出来るが、代金の支払いは大変だ。
規模にもよるが、米づくりの全農機代は2500万円程になるようだ。
「人手はかからなくなったが、お金はかかかる」と、ひげ爺の独り言。
他に、手入れ修理代や燃料代がかかり、資材や肥料や農薬代もかかる。
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