ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

冬至の柚子とカボチャ

2009-12-22 08:45:14 | 食楽・年金ライフ 
今日12月22日は、二十四節気の一つ冬至で、夏至と対照する日。
この日に、日中の太陽の位置が一年で最も低い位置になるという。
その結果、一年を通じて昼の時間が最も短くなり夜が長くなる。
とは言え、これからも暫くの間 日の出の時間は遅くなるという。
しかし、それ以上に日暮れも遅くなるので差し引き長い夜になる。
冬至には、一年で最も短い日を無事に越えたという祝意もある。
東洋の冬至の考えが、西洋ではクリスマスに繋がっているらしい。

ひげ爺の家では、冬至の日に「かぼちゃ」を食べ「柚子湯」に入る。
新鮮な食料が少ないこの時期に、保存していた「カボチャ」を食べる。
養分が豊富なカボチャで栄養のバランスを保つという知恵らしい。
そこで、夏に収穫し保冷庫で保存してあったカボチャが出番となる。

そして「柚子」は、漬け物や吸い物に沿えて季節の香りを味わう。
また、砂糖漬けして食べるほか、冬至の柚子湯に浮かして使う。
我が家の庭に柚子の木があり、毎年、沢山の柚子の実を付ける。
その実に切り目をつけて袋に入れ、お風呂に浮かして入れる。
柚子の強い香りが邪気を祓い、風邪などの病気を除けるという。
皮革の色が鮮やかで、香りの成分にはリラックス効果もあるようだ。

柚子湯は、冬至に「湯治」と、柚子に「融通」のひっかけらしい。
いかにも寒い冬を表し、忙しい年の瀬らしい語呂合わせと云える。
「それでは、カボチャの意味は何んなのだ」と、ひげ爺の独り言。
答えは判らないが、ただ美味しく食べて栄養を摂ることにしよう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天津小湊温泉と誕生寺 | トップ | 電気製品も不具合感染 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

食楽・年金ライフ 」カテゴリの最新記事